3.05.2024

3/05/2024

環境保護への取り組みの一環として、牛乳の内蓋シールを廃止へ

確かにね、アレがついてれば確実に新品未開封だっていうのはわかるんだけど。

慎重に開けないと、トップンって牛乳跳ねるよね。しかも下手したら上のつまみの部分だけ破れて非常にめんどくさい事態になるよね。

何はともあれ。

オーストラリアの大手スーパーマーケットチェーン、コールスが、自社ブランドの牛乳容器のフタの内側にあるプラスチック製シールを廃止することを発表した。この変更は、全国の店舗で順次導入される予定だ。

このシールは、こぼれや漏れを防ぐために使用されていたが、多くの消費者が使いにくいと不満の声を上げていた。コールスは、今回の変更により「不要なプラスチックの使用を削減する」ことを目的としている。

コールスの広報担当者は、

一部のサプライヤーはすでに移行を開始していますが、すべての加工施設が移行を完了させているわけではありません。私たちは各州と連携して、適切な時期にこの変更を実施していく予定です。

と述べた。

また、今回の変更により、全国的に移行が完了すると「10,000kg以上のプラスチックが流通から取り除かれる」見込みだとしている。

なお、コールスの競合他社であるウールワースも最近、牛乳容器のフタの色を変更した。

ウールワースは、この変更はリサイクル効率向上のためだとしているが、オーストラリアの在来種である鳥類への影響を懸念する動物保護活動家からも支持されている。

色を変えるだけでもプラスチックのリサイクル効率向上になるんだぜ

紙をリサイクする時もそうだけど、着色してある素材をリサイクルするにあたって、脱色(漂白)のプロセスが加わるだけで、その効率と使用される薬品の量もかなり違ってくる。

ウールワースが自社ブランドの牛乳ボトルのフタをこれまでの青色から無色に変更したのは去年(2023年)の10月ぐらい。着色がされてないプラスチックは分別も容易で、品質を高く保ったままリサイクルすることができる。

ウールワースはこの変更により、年間約1,000tものプラスチック廃棄を削減することができると見込んでいる。

また、従来の青い色は鳥類にとって餌と誤認されることが多く、野生の鳥による誤飲のケースが相次いでいたそう。無色のフタは鳥類に認識されにくいため、誤飲のリスクを減らすことから、動物保護の観点からも支持されている。

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