4.02.2020

4/02/2020

豪政府が発表した新しい財政的支援の内容は、小児をもつ家庭のための保育支援

Image by Naomi Shifrom from Pixabay

こんばんは、ミウラです。本日の朝、仕事開始からわずか15分ほどの間に、ステータス異常を起こしていた右上半身にトドメを刺されました。

派手に攣った!

そんな訳でもう全然首が回らないし背中(右半分)が痛い。脚とか足の指とか攣ったことはあるけど、肩と背中が攣ったのは初めての経験。

さてなにはともあれ、本日(2020年4月2日)午後に豪スコット・モリソン首相が発表した、新型コロナウィルス関連支援措置における、新しい財政的支援の内容をまとめるよ。

働く両親たちが安心して仕事を続けられるように

本日午後発表されたのは、小さな子どもを持つ家庭への新しい支援パッケージ。

Early Childhood Education and Care Relief Package

事情はそれぞれあれど、まだ小学校に上る前の幼児や、低学年の子供を持ちつつも、日中に親が面倒を見ることが出来ない場合もあるわけで。

そんな家庭にとってチャイルドケア施設は非常に重要となる。

とはいえ、やはり最近の情勢的に、家で子供の面倒を見ることが出来る家庭では、既に通園を取りやめている場合も多い。

そうなるとセンター側としては、園児が少なくなることで運営に必要な費用を十分に得ることができなくなってしまい、開園を続けることが難しい状況になってしまう。

そこで今回政府は、こうしたチャイルドケア施設へ直接財政的支援をすることによって、センターの職員がきちんと給料を受け取ることが出来るように措置をとった。

こうすることでセンターは引き続き運営を続けることが出来るし、センターを必要とする家庭も引き続き安心して仕事を続けることが出来るようになる。

この支援政策は来週の月曜日(2020年4月6日)から発効され、今季(19-20年)経済年度末まで有効となるそうだ。

既に通園をやめた?大丈夫!再通園も可能だよ

このサポートパッケージは、先日(2020年3月30日)に発表されたJobKeeper Paymentと連動するようになっている。

これらの助成金は、通常のChild Care Subsidy(CCS)やAdditional Child Care Subsidy(SCCS)に取って代わり、通常の利用料の50% が今回のサポートパッケージから支払われ、その上でJobKeeper Payment(職員一人あたりにつき最大$1,500の助成金)が適用される。更にこちらは自動的に支払われるので、申請の必要もないそう。

この支援措置は「引き続き開園しているチャイルドケア施設」(公共衛生における助言に従って閉園している場合を除く)が対象なり、施設利用家庭に対して一切利用料の支払いを求めない事が前提となっている。

また、政府は施設に新しく入園希望があった場合において「(必須事業で)働く両親を持つ、もしくは脆弱な(あるいは障害を持つ)児童」を優先的に受け入れるよう要請している。

現在チャイルドケア施設を利用している家庭は、そのまま引き続きいつもの施設を利用し続ける事ができ、更に早い段階で(衛生上や経済的な問題などから)通園を取りやめた場合でも、改めて再入園することが可能だ。

社会距離措置の推奨によって、リモートワークに切り替わった人々もいるが、必ずしもすべての職種においてそれが可能なわけではない。

そうした職につくお父さんお母さんたちにとって、チャイルドケアが引き続き利用可能であることは、毎日安心して仕事に出る事ができる、非常に重要なポイントなのだ。

Childcare To Be Free During Coronavirus Pandemic - 10 Daily
Early Childhood Education and Care Relief Package - Australian Government Covid-19 Update




史上稀に見る規模で、その上長きに渡って続いたブッシュファイアの際には、その役立たずっぷりが叩かれまくったScomoさんだが、”Whatever it takes.”(何が何でも・どんなことでもする)の言葉通り、右にも左にもブレずに次々と様々な補償制度を出してく今回の働きっぷりは評価出来るんじゃないかなと思う。

寧ろこれホントに同じScomoさんかな? とも思ってしまうよね。




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