3.19.2020

3/19/2020

こんばんは、ミウラです。

昨年は身内の介護とか色々でまるっと1年間放置しっぱなしだったこのブログ。最近はニュースの要約をちょろっと連ツイで要約してたんだけど、新型コロナウィルス関連のニュースなんかで色々情報が毎日更新されていくし、ちょっと英語で全文読むには面倒くさい記事なんかもし、せっかくブログがあるからにはそろそろ再開しようと思うよ。

そんな訳で、さっそくまずは今回は「オーストラリア政府始まって以来のダメ首相」ことScomo(Scott Morrison)首相による豪政府の新型コロナ対策についてだよー。

豪首相スコット・モリソン:新型コロナウィルスに関連した詳細会見で無期限の海外渡航全面禁止を発表

要点まとめ

今回の会見で発表された新型コロナウィルス対策関連の要約は以下:
  • 無期限の海外渡航の全面禁止
  • 100人以上規模の屋内集会および500人以上規模の屋外集会の禁止
  • 老人ホームへの厳しい訪問規制、および利用者は全員5月1日までに必ずインフルエンザ予防接種を受けること
  • 学校・公共交通機関は引き続きオペレート
  • 各種対策は今後6ヶ月は続くものと思われる
  • アンザック・デーについては全国放送されるものの、各地でのイベントは全面中止
  • 20,000人の看護学生達に、この混乱をサポートするために現場で働く許可が与えられる
  • ブレンダン・マーフィー(Brendan Murphy:医務局長):2-4週間程度の(短期的な)閉鎖措置は推奨しない
これまでに中国・韓国・イラン・イタリアなどの数ヵ国に対して警戒レベル4(渡航禁止)としていたが、今回の会見において連邦政府は、オーストラリア史上初となる「すべての国において渡航警戒レベルを4に引き上げる」ことを明らかにした。


また首相は、新型コロナウィルスに起因する混乱が少なくとも今後半年先まで続くであろうと予想されることから、2週間程度の短期的な施設等の閉鎖措置には意味がなく、長期的な目で対策を見据えていかなければならないと説明。
現在直面している問題は2週間で答えが出るようなものでもなく、我々がどう対処していくかにおいて、短期での手っ取り早い解決法といったものはない。
渡航制限と厳しい入国管理手続きは、今後もオーストラリア国民を含めたすべての入国者に対して執り行われ、到着日より2週間の自主隔離が要求される。

各地で予定されていた大規模なイベントが続々と中止されている中、これに更に拍車をかけるように屋内での100人以上規模の集会の禁止が決定され、地域単位でのイベントにも影響を及ぼしているほか、屋外イベントにおいても500人以上規模の集会の禁止を決定した。

不必要な接触の機会を増やさないよう気を付けつつも、冷静に日常の生活を

モリソン首相と並んで会見に臨んだ豪政府の医務局長で保健省のメディカル・アドバイザーでもあるブレンダン・マーフィー氏によると、これまでにオーストラリア国内で454件(20/Mar/Thu朝の時点では565件に増加)の感染が確認され、更に増加することが予測されるとした。
感染者は日々増加している。
しかしここで重要なのは、こうして国内で確認された感染経路の大多数は、(海外で感染し)持ち込まれた(持ち帰った)もの、もしくはそうした人々と直接接触があった場合がほとんどである。
各保健機関はこれらの事例を把握しつつも、コニュニティ単位での感染例があることを認め、だからこそ社会距離戦略(感染症対策において、人と距離と取り接触機会を減らすこと)が重要であると語った。
しかし誤解しないでほしい、2-4週間での短期的な社会の閉鎖からは得られるものは何もなく、どの専門家からも推奨されていない。
首相はさらに、オーストラリアは今後国際的な封鎖やカンタス、ジェットスター、ヴァージンといった航空会社における国際線の運行停止といった措置に起因する、深刻な経済的影響を経験するであろうことにも言及した。
我々は可能な限り、オーストラリア国民が働き続けられるようにしなければならない。
特に、必要とされる重要なサービスを提供し続け、国が機能し続けることを保証するためには、非常に重大な課題だ。
モリソン首相は国会で発言した。

また、休校の拡大によって数万にのぼる失業を招く結果となる可能性を指摘し、学校は引き続き開校することを宣言した。

首相はシンガポールでの方策を引き合いに出しつつ、複数の理由からなることであると付け加えた。

なにはともあれ、お年寄りは大事にね

もし身内の高齢者を訪ねに老人ホームへ行こうとしているなら、よく考えたほうがいい。
過去14日以内に海外から帰国したあるいは感染確定者と接触している場合は、入館を断られることになるだろう。急な呼吸器系の疾患症状が出たり、インフルエンザの予防接種を受けていない場合も同様となる。

首相本人も先日検査を行い「良い結果」を医者からもらったとし、また今後定期的に検診を受けるそうだ。

これらの徹底的な方策は、少なくとも今後半年間に渡って実施されることとなる。

元記事: PM Announces Ban On All Overseas Travel, Indoor Gatherings Of More Than 100 - 10 Daily

ケアンズでも遂に初の感染確認

昨日ミウラが聞いたのと詳細はちょっと違ったんだけど、今回ケアンズで感染が確認されたのは、海外からの旅行者だったようだ。

ただどうやらこの女性はこれまでにシドニー他を経由し、ケアンズにたどり着いた後、スカイレールなどの観光地を満喫してたっぽいので、彼女の滞在していたホテル(詳しくは不明)も含めてこれからケアンズで更なる感染者が出てくるのも時間の問題かもしれない。

ていうか、Cairns Postも何考えてんのかこういう公共にとってエッセンシャルな情報をサブスクリプション限定記事にするとかアホじゃないの!読めんじゃないの!
因みに件の女性は現在ケアンズホスピタルで隔離療養中だ。

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