7.07.2018

7/07/2018

生存報告と更新再開のお知らせ!

かれこれ1か月も更新ができないままになってしまって何だかくやしい。

先週から今週半ばぐらいまでは、中々の降水量で毎日雨が降りっぱなしと、6月末にしては非常に珍しいというか、おかしな天気が続いていたものの、ここ2,3日はようやく晴れてくれたおかげで夜間はまたヒヤッと乾燥してきたケアンズ。

そしていつの間にやらスクールホリデーも始まり、オーストラリアはホリデーシーズンに突入!

そして冬のケアンズはイベントが盛りだくさん。

更新が滞った1ヶ月の間に紹介し損ねたイベントもあるのが悔やまれるけど、とりあえず今月もまだ色々あるからその辺を紹介していくよ!

オーストラリアでトップを誇る先住民族文化の展覧会


さて今回紹介するのは、来週末にかけて開催される先住民族アートの展覧会「Cairns Indigenous Art Fair (CIAF)」だ。

ケアンズ・インディジナス・アート・フェアと読むよ!

Indigenous(インディジナス)とは先住の・原産のという意味を持つ英語で、この場合はオーストラリアの先住民族、いわゆるアボリジニや、”Islander(アイランダー)”と呼ばれるトレス海峡諸島に住む民族たちのことを指している。

2009年以降、毎年この時期に開催されている異文化交流をメインとしたイベントで、今年で9度目の開催となるこのイベントは、7月13日(金)から15日(日)まで開催される。

公式サイトとプログラムへのリンクは一番最後にあるから、読むのがめんどくさかったら全部飛ばして、とりあえずプログラムをダウンロードしたらいいよ!

CIAFのビジョンはQLDのアーティストらに異文化交流と経済的な繋がりを作る支援をすること

Cairns Indigenous Art Fairは、2009年に発案された「インディジナス・アート支援プログラム」の戦略構想の1つとして、クイーンズランド政府により発足した組織だ。

その後、政府による支援の外側への拡大と独立を目指し、2013年に非営利目的の有限責任保証企業としてのCIAFを創立した。

CIAFは、アーティストらの作品の露出の場を作り、収入へつながるプラットフォームを提供することで、クイーンズランドをベースとするインディジナス・アーティストらのキャリアをサポーすることを目的としている。

アボリジニやトレス海峡諸島の人々と訪問者たちの異文化交流の場を作り、アーティストらの発展の機会や、彼らの文化への称賛や強化に情熱を注ぐ。

また、すべての人々にとって道徳的にもフェアなマーケットを提供することで、国内外からコレクターやキュレーターらを誘致し、ビジュアル/パフォーマンス・アーティストらが新たな活躍の場を得るためのコネクションを作るサポートとなっている。

満足度も高くクイーンズランドの経済にも貢献

CIAFは過去7年間の開催で、延べ185,000人が参加・訪問し、約2,000人のアーティストらが、何かしらの形で各々の文化を表現してきた。

そうした彼らのアートワークは、これまでに500万ドル分が売却が成立し、クイーンズランドの経済への貢献は1900万ドルにも及ぶ。

そして訪問者や参加アーティスト、その他出展者の98%が、このイベントへの経験の満足度において高レートの評価を示し、参加者の90%がCIAFに対して「アボリジニとトレス海峡部族のアートと文化への理解の促進につながる」と同意している。

イベントのハイライトは様々なパフォーマンス・アート

期間中はCairns Cruise Liner Terminal(ケアンズ・クルーズ・ライナー・ターミナル)を拠点とし、ケアンズ市内の複数の会場で様々なショーや展示会が行われる。

全てのイベントについては紹介しきれないけども、このイベントのみどころをいくつか紹介するので、週末プランニングの参考にしてくれよな!

Opening Night Party

12日(木)18:30−22:30 Cairns Cruise Liner Terminal(有料・チケット制)


翌13日(金)からの開催を盛大に祝うオープニング・パーティ。

出展・応募された作品から優秀作が表彰され、今年は賞金枠がトータル$50,000にまで拡大された、CIAFアート・アワードに加え、屋外ステージではMiriki Performing ArtsとNorthern POMO Tribeによるダンス・パフォーマンス、幻想的なエレクトリック・フィールドの展示といった催しがされる予定。

CIAF Fashion Performance

13日(金)18:00−19:30 / 20:30-22:00・14日(土)14:00-15:30 / 16:30-18:00 Tanks Art Centre(有料・チケット制)


今回で第6回目となるインディジナス・ファッション・パフォーマンス。

今年は新たな共同運営、創作も加わりさらに成長を遂げたBulmba-barra - When barefeet touch the earthには、最大10のインディジナス・ファッション・デザインが登場し、タンクスの素晴らしい熱帯雨林の舞台で行われる、4つのパワフルなパフォーマンスを彩る。

Art FairとArt Market

13日(金)9:00-17:00・14日(土)9:00-18:00・15日(日)10:00-15:00 Cairns Cruise Liner Terminal(入場無料)


こちらは週末全期間に渡って行われる無料イベント!

アート・フェアはCIAFアート・ディレクターのJanina Hardingと、著名なキューレーター・作家であるHetti Perkinsが主事を努め、”Connection to Country”をテーマに、ファー・ノースで活動する13人のアーティストたちが、各々の作品を展示している。

アーティスト・トークなども行われる予定なので、興味がある方は公式プログラムをチェックしよう!

またこの展示会は、どちらかというとコレクター向けのお値段設定のものが多数だが、とは別に、アート・マーケットも催されており、こちらはお手頃価格でインディジナス・アートを購入することができる。

個人、ギャラリー、アート・センターを含み、ケアンズとその周辺地域から40の出展者が、陶芸やジュエリー、絵画など様々な作品を展示、販売する。

また会場では期間中音楽やダンス・パフォーマンスも連日行われる予定だ。

Bayal Kaymanen (Dancing Smoke)

11日(水)19:30-21:30 Fogarty Park(無料)


CIAFの開催に先駆けて行われるダンス・パフォーマンス・ショー。

ケアンズをベースとするダンス・グループMirikiと、北カリフォルニアの先住民であるPomo族によるコラボレーション・ダンス・パフォーマンスが行われる。

海を挟んで遠く離れた大陸の2つの部族、そのコネクションとリンクを共同作業の中で見出した。

彼らは12日(木)夜に行われるオープニング・ナイト・パーティでも同じくパフォーマンスを披露してくれるが、そちらは上記の通り有料イベントなので、ダンスだけでも見てみたいという方は、フォガティ・パークに行ってみよう!

先住民族文化への理解を深める機会に

オーストラリアに住んでいれば、誰でも「アボリジニ」といえば「白人が入植するずっと前からオーストラリアに住んでいる人々」であることは知っているだろう。

しかし普段の生活の中では、一般的に見てあまりいい印象を持たれていないことのほうが多い。

それもあってか、何となくの表面的な知識として、歴史や代表的な文化は知っているものの、あえて彼らの文化に深く踏み込んで見ようと思う方も少ないかもしれない。

まあかくいうミウラも良くない思い出もあれば、タバコとか$2とかせびられることもままあるよね。

かといっても、ありきたりな言い方だが、必ずしも全体がそうだということはもちろんなく、ミウラにもインディジナスの友人が複数いる。いや、ハーフやクオーターも含めたら割といる。

まあ脱線したけども、ミウラは過去に職業上色々調べたっていうのもあるし、住んでいるからにはその土地の文化や伝統には興味がある。

それはその土地に住むからには是非知っておくべきだと思う。

というのはまあ個人的な意見だとして、とにかく異文化交流っていうのは驚きや感動が色々あって楽しいので、是非みんなもこの機会に先住民族文化に触れてみると良いと思うよ!

最後にちょっと豆知識

「アボリジニ」と「インディジナス」

日本語では現在でも、オーストラリア先住民族のことを指して「アボリジニ」という呼び名が一般的だが、近年ではこの「アボリジニ」という呼び名は「差別的な響き」があるとしてあまり使われなくなった。

因みにAborigineとは「先住民族」という意味があるので、必ずしもオーストラリアの先住民族である必要はないが、一般的にはアボリジニといえばオーストラリア先住民族のことを指す言葉として広まっている。

まあミウラ的には、最近のなんでも差別差別いうのの1つかなとか思ったり。

そんな訳で、現在こうした先住民族の人々のことを指す場合にはIndigenous(インディジナス)という単語が使われるようになった。こちらも同じく「先住の」という意味がある

もしくは、Aboriginal(アボリジナル)だとセーフらしい。

Pomo族

今回ケアンズのインディジナス・ダンス・グループと共に、パフォーマンスを行うPomo族の人々は、海を渡ってはるばるアメリカはカリフォルニアから参加する。

え?アボリジナルのアート・イベントじゃないのかって?

まあ一応彼らもカリフォルニアに古くから住んでいる、いわゆる「インディアン」と呼ばれる人々の1つの部族で、まあ”インディジナス”であることには違いない(アメリカのだけど)。

あっちの大陸の歴史上ではカリフォルニア北部の大部分をテリトリーにしていた部族なんだそうだ。

(参考:ウィキペディア Pomo


Cairns Indigenous Art Fair (CIAF) https://ciaf.com.au (Official Website) Instagram / Facebook
CIAF Program2018



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