3.12.2018

3/12/2018

QLDのお天気情報:熱帯低気圧が南東に進行中!

気象予報士たちは、現在サンゴ海上にある熱帯低気圧が今後Queenland沖でサイクロンに発達し、州南東部に強風や高波をもたらす可能性があるとして注意深く観測を続けている。

みなさんごきげんよう!ミウラです。

先週末の土砂降りイベントから一転、今日は風が強い以外は中々いい天気となりました。
だ が し か し 蚊 が 多 い ! ! ! 
ベランダでお茶をすすりながら朝のアップーデートをのんびりと…出来るかと思いきや、足回りをウロウロするモスキート軍との終わりなき戦いは月曜の朝だからと言って容赦はしてくれない!湿度と気温上昇で更に勢力を増したモスキート軍!蚊取り線香による迎撃も虚しく、アサシンよろしく隠密行動で攻めてくる奴らに気付いた時にはすでに遅し。いつの間にやら血を搾取され、その上ちゃっかりかゆみの置き土産までもれなく残してゆく戦法に、屋内への敗走を余儀なくされました。なお、ミウラ側の被害は甚大です。かゆい。


現在ソロモン諸島付近に位置する低気圧は次の数日で進路を南にとり、Bureau of Meteorologyの予測ではこの低気圧が火曜日の内ににサイクロンに発達する可能性は20−50%と見ている。

とはいえ、Rick Threlfall予報士によると木曜日あたりに沿岸部に近く頃には、さほど台風的な勢いはなくなっているだろうとのことだが、それでも州南東部に強風や高波をもたらす可能性はある。

Sunshine Coast State Emergency Servises(=州立救急隊。以下、SES)の詰所では数千の砂袋が用意され、荒天に備えて隊員らが警戒態勢を整えている。

SESのSunshine Coastユニットに所属する地域担当官Janet Scottさんは、これまでの大雨によって既に土壌びしょ濡れの状態にあり、最大瞬間60−90km/hにも及ぶと予測される強雨風に木々が耐えられず倒れてしまうのではないか、というのが一番の懸念だという。

既に3,000個の砂袋が各地のSES詰所に配布される準備ができており、ボランティアたちが明日から半待機態勢に入る。これらの砂袋のほとんどはクリスマス前から準備されているものだが、隊員たちによって今後更に追加されるだろう。

「私たちはいつでも備えていた。何が起ころうと準備は万全よ。」 
この低気圧によってもたらされる総降雨量そのものは多くはないものの、短時間に集中して一気に降り注ぐと予想されている。

Threlfall予報は、現時点ではっきりと上陸地点を予測するにはまだ早く、またこの低気圧がもたらす高波が、先月の大潮時並みのものになるのかどうかもまだわからないとした。

一方その頃、州北部の洪水被災地行きでは大規模な復旧作業は、気の遠くなる様なゆっくりとした速度で降下する水位のおかげで、この先数週間はかかるかもしれない。
州危機管理局のCraig Crawford局長は、今回の大雨によってインフラ(特に交通網)にもたらされた被害の総額は数百万ドルになると見込んでいる。
「道路や橋の決壊被害や地下配管設備といったものの甚大な被害が今後明らかになっていくだろう」とABCラジオに語った。
関係当局は加えて下水と給水設備の検査も行っている。

被災地行きの警察官たちは、この気に便乗した犯罪者を抑止するため、パトロールの強化を行っている。
「このパトロールは、人々を火事場泥棒といった犯罪に手を染めてしまうことから遠ざけるために実施される。」 
オーストラリア保険審議会は、広範囲に及ぶ洪水被害を”人命に関わる大災害”とし、これによって保険業者は洪水によって被害を受けた顧客の案件を優先して取り掛かる様になる。

 月曜日の時点で未だ20の学校や保育園が閉鎖、数百世帯が浸水、さらにいくつかの集落が増水した川によって隔離された状態にある。

HinchinbrookのRamon Jayo市長がいうには、被災額がはっきりとわかるまでにはまだいくらか時間がかかるだろうとのこと。
「明らかに安くはないだろうね。 」
とJayo市長。
「川の水位は下がり始めてはいるものの、まだまだ上流地域から大量の水が溢れてきているせいもあってその速度は非常にゆっくりとしたものだ。Herbert River下流地域に至っては丸一日で1インチすらも下がってない。」
今回の”容赦ない”体験にも挫けることなく、住民たちは後片付けに向けて強い意気込みを見せている、とJayo市長。
「今回の様なことは別に初めてではないし、水が引いてさえくれればいつでも作業に取りかかれる。」
多くの市町が甚大な被害を被った一方で、Townsvilleでは対照的に1週間の降雨量がたったの24㎜と全くの無傷だった。気象庁のDavid Crock予報士によると、最悪の雨はようやく北QLDから去った様だ。

Anastacia Palaszczuk QLD州首相は日曜日、地域の90%の世帯が被災したInghamを訪れた。
「州南東部の人々は、今回の洪水によってこの地域や周辺一帯にもたらされた被害が如何に大きかったか実感がわかないでしょう。
この地域の人々はこれまでにもこういった経験が既にあり、自分たちが何をすべきかを知っていて、この困難からの立ち直りの早さは大変素晴らしいもので、彼らの前向きな姿勢に圧倒されました。」
QLD警察Bob Gee副長官は、QLDっ子たちの逆境を前にしての回復力は”度肝を抜かれる様だ”とコメント。
「とりわけInghamでは(当たり前のことだが)人々はきちんと事前に考えてから行動することができ、非常に助かっている。ただ未だに地域の半分が分断された状態でハイウェイは遮断されたままなので、交通の安全確認や使う水に気をつけたりするといった基本的なことはとても大事なことだ。
今後3−4週間で天候がどうなるかはわからないから、常日頃から備えておく様に。」 
 Sandbags pile up as tropical low looms - Cairns Post

0 コメント:

コメントを投稿