ケアンズ・ショーの大まかな内容を写真で紹介するよー!
ケアンズショーまであと1週間程
今週は夜間も少し肌寒くて、冬らしい夜が続いているケアンズ。
今日は朝から曇りがちで、何だかパッとしない天気だなーと思ってたら、そういえば今日からInnisfail Show(イニスフェイル・ショー)が始まるんだった。
イニスフェイルはケアンズから南に90km程度のところにある小さな街で、イニスフェイル・ショーは、ケアンズ・ショーが開催される前の週、木曜日と金曜日の2日間だけ開催される。
で、大体毎年天気が悪い。
最悪、この季節なのに雨が降ったりする。
で、今日も朝からどんよりとしてた訳だ。
因みに今日のイニスフェイルの降水確率は朝の時点で60%だったけど、現在は45%まで下がっているようだし、降水量の予想も2㎜から1㎜以下に下がってるようだ。
友人が出店してるはずだけど、ケアンズも青空になってきたし、今年はどうやら大丈夫そうかな?
さて何はともあれ、先日の記事ではオーストラリアの農業祭についてと、ケアンズ・ショーの大まかな歴史的なものを紹介したけど、今回は実際にミウラが過去に行った時の写真も合わせて、ショーグラウンド内がどういう風になってるのかを紹介していくよー。
メイン・アリーナではオーソドックスな農業祭の行事が盛りだくさん
ケアンズ・ショーが開催される3日間、ショーグラウンドの中央に位置するメイン・アリーナでは、様々なパフォーマンスや競技会が行われている。
Woodchop CompetitionとChainsaw Racing
ウッドチョップ・コンペティションは農業祭ならではの伝統的な競技大会だ。
大きな斧を手に、オーストラリアきっての屈強なAxeman(アックスマン=斧の使い手)たちが、丸太を相手にその技術を披露する。
そしてその現代版といった感じのものが、チェーンソー・レースだ。
こちらは斧の代わりに、電動のチェーンソーを使って、指定されたラインどおりに丸太を分割していく。
どちらもただ早く切ればいいというわけではなく、精確さとパワーも兼ね備えている必要がある。
まあチェーンソー・レースなんかは特に、見てるだけの方からすれば地味でシュールな光景なんだけど、やっている方は至って真剣だ。
こちらはケアンズ・ショーのものではなくて、しかもちょっと古いんだけど、オーストラリアのチェーンソー・レースの動画を見つけてきた。
もちろん男性だけではなく、オーストラリアは土木現場で技術者として活躍する女性だって多い。こちらは比較的最近の、Hobart Show(ホーバート=タスマニア)のもの。
Pole Climbing Championship
名前の通り、柱を登る競争だ。
とはいえ、その柱の高さたるや、90ft(約27m)!
こちらも上記のチェーンソー何かと同じく、本職の方々がその腕前を披露するわけだ。
日本だと消防の人たちが櫓上ったりするアレ的な感じなのかな?
使用する装備は、Toe spike(トー・スパイク)を着けたワーク・ブーツと、セーフティ・ハーネスのみ。
ひたすらてっぺんを目指して真っ直ぐな柱を登り、いち早くてっぺんにあるブザーを押した方が勝者となる。
高いところが苦手な方はハラハラするかもしれない!
動物とも触れ合えるよ
メイン・アリーナを囲むようにして、様々なパビリオンが並んでるわけだけど、そちらの方では、農業祭では欠かせない家畜の品評会や展示など、動物系の催しも行われているぞ!
The Seven Cairns Heritage Parkの方では、年齢制限無しで入場することが出来る、ふれあいミニ動物園Animal Nursery(アニマル・ナーサリー)が設置され、大人から子供まで、動物好きが好きなだけフワフワのモフ☆モフたちと触れ合うことが出来る。
またReptile Education Safety Training Australiaによるワークショップでは、オーストラリアに住む様々なタイプの爬虫類たちを紹介してくれたり、安全な取扱い方などを説明してくれるようだから、爬虫類好きは行くと良いと思うよ!
他にも色々な催しが行われるよ
展示室の方では、ケアンズとその周辺地域に住むローカル・アーティストや、趣味のコミュニティの人々による、様々なアート・クラフトの展示が行われている。
案山子コンペティションでは、たくさんのユニークな案山子たちが並び、インディジナス・アート・ギャラリーでは、アボリジナルやアイランダーたちによるアート作品を見ることが出来る。
また3日間通して、夜にはジャプカイ・ダンサーズによる、Dance Performance & Fire Making Ceremonyが行われ、その後閉園前には花火の打ち上げもあるぞ。
サイドショー・アリ―はまるで遊園地!
ミウラは三半規管が弱いから、こういうのは乗れない。 |
子どもたちにとってケアンズ・ショーの楽しみといえば、ショーバッグとサイドショーだ。
なんたってクイーンズランド州全域でも、テーマパークがあるのはゴールド・コーストのみで、遊園地のようなものはこの辺には一つもない。
強いて言えばSugar World(シュガー・ワールド)かな?!
まあそんな訳で、毎年このケアンズ・ショーは周辺地域の子どもたちにとって、年に1度、3日間だけの特別な遊園地だ。
もちろん子どもたちだけじゃなくて、大人だって楽しみたいので、特に仕事が終わったあとの夜の時間帯は、ショーグラウンドが人でごった返す。
昔ながらのオーソドックスな遊具から、新世代のエクストリームなのまで、様々なタイプのアトラクションが並んでいるのがSideshow Alley(サイドショー・アリ―)だ。
遊園地といえば観覧車。花火の時間帯に乗ると建物や人に邪魔されることなく見ることが出来るぞ。 |
因みにこれらの遊具は、殆どがショーの2週間前ぐらいにトラックに乗ってやってきて、あっという間に遊園地が現れる。
この時期、ハイウェイ上をこうした「Show Truck(ショー・トラック)」が走っているのをよく見かける様になる。
現在ストックランドで販売されているサイドショー・チケットは、このサイドショー・アリ―でのみ使用することができ、ショーバッグの購入には使うことが出来ないので注意しよう。
ぐるんぐるん回りながらブンブン振り回される系のやつも割と多い。 |
ショーと言えばショーバッグ
一番奥が香水、真ん中はおもちゃなど、手前は看板で一目瞭然なお菓子のショーバッグ。 |
ショーに来たからには、手ぶらで買えるのはもったいない!
せっかくだから、ショーバッグでも買って帰ろうじゃないか。
Showbagとは、日本で言うところのいわゆる福袋のようなものだが、日本のものとの違いは、予め中身に入っているものを知ることが出来ることだ。
別に運試しのような要素は一切ない。
展示されているものから、好きなショーバッグを選べば良いのだ。
そしてショーバッグには様々なサイズ、値段のものがあり、おもちゃやお菓子といったものから、ブランド物の香水のセットまで、子供だけでなく大人もショーバッグを持って歩いているのをあちこちで見かける。
ショーバッグのスタンドは、ショーグラウンド内に複数出店するけど、全てサイドショー・アリ―外にあるよ。
色々なところが出店するわけだけど、各スタンドで販売される予定のショーバッグは、事前にそれぞれのウェブサイトで中身や値段をチェックすることが出来るので、予算の目安をつけるのに役立つ。
以下はウェブサイトがあるもののリスト
10年ぐらい前に行った時に好奇心で買った。 |
オーストラリアで有名なお菓子や、こういったものにしか入ってないような変わったお菓子、食べたら口の中がえげつない色になるような着色料フル・ストレングスな感じのまで、味的に美味しいかどうかは別として、ネタ的にオイシい感じのものはゲットできるはずだ!
アニメや映画、ゲームのキャラクター・グッズやノベルティ、パーティ・グッズなど、見てみるだけでも面白いと思うよ。
とにかく人が多いから、迷子には気をつけよう
ご覧の通り、当日のショーグラウンド内はとにかく人が多く、特にサイドショー・アリ―は人の間を縫って歩くような状態になる。
昼間の間ならまだ比較的歩きやすいが、花火を見たいなら夜だし、個人的にはやはり夜のイルミネーションの感じが好き。
大人同士なら別に大した問題ではないが、家族連れなど、特に小さな子どもを連れて行くなら、はぐれてしまわないように気をつけよう。
また、万が一はぐれてしまった場合の対応を確認し、連絡先がわかるものをなくさないような方法で持たせておこう。
前回の記事にも書いたけど、リストバンドもらっとくと良いよ!
Cairns Show 7月18(水)・19(木)・20(金)
Innisfail Show 7月12(木)・13(金)
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