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7.16.2018

【週末お出かけレポート】Cairns Indigenous Art Fair (CIAF) に行ってきた

冬のケアンズは文化とアートの季節!

6月は色々イベントごとをすっ飛ばしましたけどね…

早いものでもう7月も半ば。学生たちはSchool Holidayも終わり、今日からまた学校が始まるね。

観光業を辞めてからというもの、今まであえて気にするようにしてたことを気にしなくなったというのもあり、以前に比べて季節的な変化やイベントごとにちょっと疎くなったような気がするよ。

7月といえばもうサトウキビは収穫が始まっちゃってるし、サーカスもアイアンマンも終わって、ケアンズ・ショーがすぐそこで、来月にはケアンズ・フェスティバルが控えている。

あ、ペルセウス座流星群も忘れちゃいけないね。

こないだキュランダの友人宅のベランダから外を眺めてたときに、(街灯も何もないとこに家があるから)久しぶりに’満天の星空’を見上げて、星座の位置を見て、「うわーこんな時間にもうアレがこんなところまで昇ってきてる!」と季節の経過を実感したり。

今の季節は1年で最も星空の観察に最適な季節。

なんたって天の川銀河の中心部分が高いところまで昇ってくるからね!

もしケアンズ旅行の計画を立ててるなら、新月前後を狙ってくるのがオススメ。

星を見るならね!月明かりがない方がいいからね!

先週末はイベントが満載過ぎて分身したかった

さてスクール・ホリデー最後の週末だったということもあり、先週末はケアンズ周辺で様々なイベントがそれはもう盛りだくさんだった。

むしろ盛りだくさんすぎてイベントがカブってるから、ミウラがあと3人ぐらい欲しいなとか思ったほど。

まあでもどうせそんな全部のイベントに参加してるほどリッチじゃないけどね?!

そんな訳で結局は気になってたCIAF(入場無料)をちょろっと見に行って、流れで隣のHemingway'sにビールを(おごりで)飲みに行って、土曜の夜はカジノのBar 36でやってたPrinceのトリビュート・コンサート(無料)を見に行った。

CIAF (Cairns Indigenous Art Fair)

夕方でも暖かくていい天気だった。
こちらの記事で紹介した、アボリジナルやトレス海峡アイランダーたちの文化やアート作品などを展示するイベント、ケアンズ・インディジナス・アート・フェア。

ミウラが行ったのは初日の金曜日で、平日ということもあり混雑というほどではなかったが、それでもたくさん人がいた。

屋外に設置されたステージでは、バンドによる演奏が行われている最中で、ステージ前は観客が集まっていたが、イベントの性質もあってか、8割がインディジナスと思われる人たちだったかな。

写真だと逆光なのもあってちょっと分かりづらいけどね。

クイーンズランド各地のインディジナス・アーティストの作品がずらり

演奏は最後まで見ずに、とりあえずメインであるアート・ギャラリーの方へ。

色んな地方のギャラリーや個人からの出店がパネルごとにまとめられて、パネルの前にはアーティストの情報やギャラリーのブローシャなどが置かれたテーブルがそれぞれ用意されていた。

みんな携帯とかカメラとか持って歩いてたけど、念の為近くにいたスタッフの人に写真を撮っていいか確認したところ、「特定の作品以外はおk。でもフラッシュはダメね」ってことだった。

色んなタイプのアート作品がずらりと並んでた。
ペインティングから造形まで、伝統的なモチーフや手法の作品もあれば、カラフルでモダンな作品もあって、いろいろと興味深かった。

因みに撮影禁止の対象になってたのは、伝統的な作りの住居?の様なもので、組んだ枝を蔓で固定してつくた骨組みに、ペーパー・バーク(Paper Bark Tree=ユーカリの親戚な植物)の樹皮をかぶせて作った感じのやつだった。

後ろのパネルには制作の様子や、ペーパー・バーク以外の植物(ヤシとか)を使って作られたものの写真も一緒に展示されていた。

あとは伝統的な網カゴも大小のものが吊るされてた。

ああいうチマチマした作業が好きなミウラはしゃがみ込んでマジマジ見てたので、周りの閲覧客からしたら「何だこのアジアンww」って感じだったに違いない。


一体制作にどんぐらいかかったんだろうって感じの壁一面の巨大ペインティングや、思わず一歩踏み出して顔を近づけたくなるような、非常に細かな線の繊細なものまで、ペインティングだけでも色々な個性が見られて面白かった。

亀の甲羅や貝殻、鳥の羽、木の枝、蔓、木の実や繊維など、自然のものを使ったアート作品がやっぱりいちばん興味を惹かれたかな。

今でこそこういったものは’アート作品’として作られることが圧倒的に多いけど、こういう「飾って鑑賞する目的」で作られる装飾品て西洋的というか、先進的な文化での考えであって、狩猟採集民族である彼らにとっては、元々は何かしらの使用用途とか意味とかがあったりするんだろうな、とか。

まあそんなこんなでじっくり鑑賞しながら歩いてたら、ちょっとじっくりゆっくり時間を取りすぎてしまったようで、いつの間にやら閉館時間に。

行こうと思ってたアートマーケットの方は結局入れずに終わってしまった。

Eat Meet Repeatとコラボした屋台コーナー。
ホントは土曜日にTanks Art Centreで開催されていたサテライト・イベントの1つである、ファション・パフォーマンスも(コネを駆使して)見に行く予定だったんだけど、こちらは残念ながら予定の変更によって見に行けず。

金曜日の公演を観に行った身内によると、$67払っても見る価値があるものだったとのこと。

ぐぬぬ。

アート・フェアの後は、会場となっていたクルーズ・ライナー・ターミナルに最近オープンしたHemingway's Breweryで、友人がビールを奢ってくれたんだけど、ヘミングウェイズについてはまた次回、改めて記事にしようと思うよ。





7.15.2018

【天気予報】7月16日(月)から22日(日)のケアンズ

今週のケアンズ


昼間は比較的暖かく過ごしやすい週になりそう

寒波の影響で今週のオーストラリアは全体的に中々の寒さに覆われそうな中、ケアンズも含めたファー・ノースは他に比べて暖かくなりそう。

週を通しての平均気温は、最低気温17℃最高気温27℃ほどになる見通し。

昨夜は中々冷える夜だったけども、今週も引き続き夜間は肌寒い日が続きそうだー。

とはいえ、クイーンズランド州の南部地域を含めた東海岸南方では、最低気温が5℃前後となり、更に地域によってはマイナスにまで下がる様なので、ケアンズ住民にとっては今が一番過ごしやすい時期かも。

7月16日(月)〜7月22日(日)のケアンズの天気予報(15日(日)15時点の予報)

16日(月) おおむね晴れ
最低気温15℃ 最高気温27℃ 降水確率5%(<1㎜)

日中はおおむね晴れ
夜間は快晴から、ところにより曇り
風は日中10-15km/hで東南東、夜間は10-15km/hで南南東


17日(火) 段々と雲が増す
最低気温17℃ 最高気温27℃ 降水確率30%(<1㎜)

日中は晴れのち曇り
夜間はところにより曇り
風は日中10-15km/hで南東、夜間は10-15km/hで南東


18日(水) おおむね曇り、通り雨
最低気温17℃ 最高気温27℃ 降水確率30%(<1㎜)

日中はおおむね曇り、ところにより通り雨
夜間はところにより曇り
風は日中15-20km/hで南東、夜間は10-15km/hで南東


19日(木) 曇り時々晴れ間
最低気温17℃ 最高気温27℃ 降水確率10%(<1㎜)

日中は晴れたり曇ったり
夜間は快晴
風は日中15-20km/hで南東、夜間は10-15km/hで南南東


20日(金) おおむね晴れ
最低気温16℃ 最高気温27℃ 降水確率10%(<1㎜)

日中はおおむね晴れ
夜間はところにより曇り
風は日中10-15km/hで南東、夜間は10-15km/hで南南東


21日(土) おおむね曇り
最低気温17℃ 最高気温27℃ 降水確率20%(<1㎜)

日中はおおむね曇り
夜間はところにより曇り
風は日中15-20km/hで南東、夜間は10-15km/hで南南東


22日(日) ところにより晴れ
最低気温18℃ 最高気温27℃ 降水確率10%(<1㎜)

日中はところにより晴れ
夜間はおおむね快晴
風は日中15-20km/hで南東、夜間は10-15km/hで南南東


さて今年のケアンズ・ショーの天気はどうなることやら…??

  
AccuWeather - Cairns

7.14.2018

「みんな家族みたいなもの」ショーを支える人々

ケアンズ・ショーのアトラクションを運営する”中の人”達


ショーグラウンドでは着々と乗り物の設営が進み、来週には即席の遊園地が出来上がる。

オーストラリアでは、ショーの文化を支えている人々の中でも、こうした乗り物の運営を行う人々のことを’Showies(ショウィーズ)’と呼んでいる。

’Showを行う人々’をオーストラリア風に短く略した言葉だね!何でも略すからね!

ショウィーズたちは、各々が担当するアトラクションをトラックに積み、寝泊まりするためのキャラバンを運転する家族や仲間たちとともに、ショーからショーへとオースラリア中を旅する遊牧民のようなものだ。

たくさんのエンターテインメントに彩られるのを待ち望む、寂れたショーグラウンドのために、ショウィーズの基幹要員たちは今日も一生懸命に働いている。

まだ乗り物はまばらで会場を見渡せるが、2週間のうちにあっという間に遊園地が出来上がってしまう。

整備士の一人であるKarl Saundersさんは、金曜丸一日をCrazy Coaster(クレイジー・コースター)の整備に費やし、全てがきちんと稼働することを確認した。

彼はこの他にも、Tasman Pickett(タスマン・ピケット)carnival familyに所属する10人のショウィーズたちと共に働いている。
オーストラリア中をいっしょに旅し、生活をともにするので、皆とても親しくなります。
まさに家族経営といった感じで、ボスがみんなの面倒を見て、色んな所に連れて行ってくれます。
整備士のいいところのひとつは、休憩中に乗り物に乗れることだとSaundersさんは言う。

ショーの開催数日前にはほぼすべての乗り物の準備が完了する。

他の会社のショウィーズたちとも知り合いになったりすることもある、とグラウンド・クルーのリーダーであるSamantha Jansenさん。
ショーグラウンド内の8割ぐらいはもう家族みたいなものですね、お互いに声をかけあっています。
Tasman Pickettのショウィーズたちにとって、ケアンズは北クイーンズランドで最後の会場となる。

ここが終わって片付けたあとは、Ekka(エッカ)の為にブリスベンへと向かう予定だ。

ケアンズ・ショーの開催は7月18日(木)から20日(金)で、ゲートのオープンは12時から。

チケットは子供$13、大人$23で、ファミリーチケットは$52となっている。

Cairns Show showies' working on rides like a family - Cairns Post

(この記事内の写真は全て過去にミウラが撮影したもので、ケアンズポストの元記事とは関係はないよ)

アウトバック・カルチャーを体験するならMareeba Rodeoを見に行こう!

カウボーイたちが技術と勇敢さを競うロデオ大会


3500席のグランドスタンドも新設

The Mareeba and District Rodeo Association(マリーバ地方ロデオ協会)は、新たに500席が追加され、ライティングやビデオなどを一新した、総3500席の新しいグランドスタンドを2週間ほど前に完成させた。

6月30日から始まるMareeba Rodeo Festival(マリーバ・ロデオ・フェスティバル)にちょうど間に合った形で、イベントの準備が整った。

ロデオ協会会長を務めるDarryl Chaplainさんは、この新しい設備が多くの観客を呼び込むことを願っていた。

期待通りです!ロデオへの参加者数もよく、とても嬉しいです。
昨年は11,500人を少し上回る程の来場者数がありましたが、今年は私達の新たな試みを見に、もっとたくさんの人々が来てくれるんじゃないかと思います。12,000人程がこのゲートを通ってくれるのを楽しみにしています。
このグランドスタンドの改修は、2016年度にSport and Recreation助成金の交付許可が下りたおかげだ。

またクイーンズランド政府から交付された$31,093のShow Society助成金によって、保険も賄うことが出来た。

マリーバ・ロデオは今日と明日の7:30から、Mareeba Rodeo Grounds(マリーバ・ロデオ・グラウンド)で行われている。

オーソドックスなロデオから、ブルライド(暴れ牛ロデオ)、バレルライディングなど、様々な競技がこの2日間にかけて行われる。

またウッドチョップや農業祭展覧会といったものの展示もされるそうだ。

Chaplainさんによると、イベントのハイライトは11-14歳までのキッズが参加するミニチュア暴れ牛ロデオや、コメディ・ピエロのBig Al Wilsonらによるチーム・リレーだそうだ。


3500 seater grandstand ready to go for Mareeba Rodeo 2018 - Cairns Post

Mareeba Rodeo Festival

マリーバ・ロデオ・フェスティバルは毎年6月末から7月頭にかけての2週間に渡って行われる、ロデオ競技大会兼農業祭で、ケアンズ・ショーほどの規模ではないが、ちょっとしたアトラクションや屋台なども出店する。

今年のフェスティバル開催は6月30日(土)から7月15日(日)までの2週間で、最後の週末にあたる今週末はRodeo Weekendと呼ばれるロデオの本大会が行われる。

大人だけでなく子どもたちが参戦するジュニア大会も行われており、事前申し込みはもちろん、当日の飛び込み参加も受け付けている。

ロデオといえば思い浮かぶのは暴れ馬を乗りこなすカウボーイたちだが、オーストラリアではそれに加えて、Bullride(ブルライド)と呼ばれる暴れ牛に乗る競技もあり、こちらは角つきの雄牛がライダーたちを次々に振り落としていく迫力の競技だ。

振り落とされたあとも牛に狙われ、負傷するライダーも珍しくはないので、小心者にはオススメしないハラハラ・ドキドキの競技!

もちろんそんな心臓に悪そうなイベントだけではなく、街中が会場となるガーデン・コンテストなどもある。

マリーバの街の人って、いっつもフロントヤードがキレイなとこ多いな―と思ってたけど、こういうイベントがあるからなのかな!

何はともあれ、スクール・ホリデー最後の週末は、こういったアウトバック・カルチャーが味わえるイベントに参加してみるのもいいかもしれない。

ケアンズに住んでると主に熱帯雨林とグレート・バリア・リーフだけど、内陸のアウトバックだってオーストラリアの重要な文化の一つだしね!

7.12.2018

Cairns Show(ケアンズ・ショー)ってこんなイベント

ケアンズ・ショーの大まかな内容を写真で紹介するよー!

ケアンズショーまであと1週間程

今週は夜間も少し肌寒くて、冬らしい夜が続いているケアンズ。

今日は朝から曇りがちで、何だかパッとしない天気だなーと思ってたら、そういえば今日からInnisfail Show(イニスフェイル・ショー)が始まるんだった。

イニスフェイルはケアンズから南に90km程度のところにある小さな街で、イニスフェイル・ショーは、ケアンズ・ショーが開催される前の週、木曜日と金曜日の2日間だけ開催される。

で、大体毎年天気が悪い。

最悪、この季節なのに雨が降ったりする。

で、今日も朝からどんよりとしてた訳だ。

因みに今日のイニスフェイルの降水確率は朝の時点で60%だったけど、現在は45%まで下がっているようだし、降水量の予想も2㎜から1㎜以下に下がってるようだ。

友人が出店してるはずだけど、ケアンズも青空になってきたし、今年はどうやら大丈夫そうかな?

さて何はともあれ、先日の記事ではオーストラリアの農業祭についてと、ケアンズ・ショーの大まかな歴史的なものを紹介したけど、今回は実際にミウラが過去に行った時の写真も合わせて、ショーグラウンド内がどういう風になってるのかを紹介していくよー。

メイン・アリーナではオーソドックスな農業祭の行事が盛りだくさん

ケアンズ・ショーが開催される3日間、ショーグラウンドの中央に位置するメイン・アリーナでは、様々なパフォーマンスや競技会が行われている。

Woodchop CompetitionとChainsaw Racing

ウッドチョップ・コンペティションは農業祭ならではの伝統的な競技大会だ。

大きな斧を手に、オーストラリアきっての屈強なAxeman(アックスマン=斧の使い手)たちが、丸太を相手にその技術を披露する。

そしてその現代版といった感じのものが、チェーンソー・レースだ。

こちらは斧の代わりに、電動のチェーンソーを使って、指定されたラインどおりに丸太を分割していく。

どちらもただ早く切ればいいというわけではなく、精確さとパワーも兼ね備えている必要がある。

まあチェーンソー・レースなんかは特に、見てるだけの方からすれば地味でシュールな光景なんだけど、やっている方は至って真剣だ。

こちらはケアンズ・ショーのものではなくて、しかもちょっと古いんだけど、オーストラリアのチェーンソー・レースの動画を見つけてきた。


もちろん男性だけではなく、オーストラリアは土木現場で技術者として活躍する女性だって多い。こちらは比較的最近の、Hobart Show(ホーバート=タスマニア)のもの。

Pole Climbing Championship

名前の通り、柱を登る競争だ。

とはいえ、その柱の高さたるや、90ft(約27m)!

こちらも上記のチェーンソー何かと同じく、本職の方々がその腕前を披露するわけだ。

日本だと消防の人たちが櫓上ったりするアレ的な感じなのかな?

使用する装備は、Toe spike(トー・スパイク)を着けたワーク・ブーツと、セーフティ・ハーネスのみ。

ひたすらてっぺんを目指して真っ直ぐな柱を登り、いち早くてっぺんにあるブザーを押した方が勝者となる。

高いところが苦手な方はハラハラするかもしれない!

動物とも触れ合えるよ

メイン・アリーナを囲むようにして、様々なパビリオンが並んでるわけだけど、そちらの方では、農業祭では欠かせない家畜の品評会や展示など、動物系の催しも行われているぞ!

The Seven Cairns Heritage Parkの方では、年齢制限無しで入場することが出来る、ふれあいミニ動物園Animal Nursery(アニマル・ナーサリー)が設置され、大人から子供まで、動物好きが好きなだけフワフワのモフ☆モフたちと触れ合うことが出来る。

またReptile Education Safety Training Australiaによるワークショップでは、オーストラリアに住む様々なタイプの爬虫類たちを紹介してくれたり、安全な取扱い方などを説明してくれるようだから、爬虫類好きは行くと良いと思うよ!

他にも色々な催しが行われるよ


展示室の方では、ケアンズとその周辺地域に住むローカル・アーティストや、趣味のコミュニティの人々による、様々なアート・クラフトの展示が行われている。

案山子コンペティションでは、たくさんのユニークな案山子たちが並び、インディジナス・アート・ギャラリーでは、アボリジナルやアイランダーたちによるアート作品を見ることが出来る。

また3日間通して、夜にはジャプカイ・ダンサーズによる、Dance Performance & Fire Making Ceremonyが行われ、その後閉園前には花火の打ち上げもあるぞ。

サイドショー・アリ―はまるで遊園地!

ミウラは三半規管が弱いから、こういうのは乗れない。
子どもたちにとってケアンズ・ショーの楽しみといえば、ショーバッグとサイドショーだ。

なんたってクイーンズランド州全域でも、テーマパークがあるのはゴールド・コーストのみで、遊園地のようなものはこの辺には一つもない。

強いて言えばSugar World(シュガー・ワールド)かな?!

まあそんな訳で、毎年このケアンズ・ショーは周辺地域の子どもたちにとって、年に1度、3日間だけの特別な遊園地だ。

もちろん子どもたちだけじゃなくて、大人だって楽しみたいので、特に仕事が終わったあとの夜の時間帯は、ショーグラウンドが人でごった返す。

昔ながらのオーソドックスな遊具から、新世代のエクストリームなのまで、様々なタイプのアトラクションが並んでいるのがSideshow Alley(サイドショー・アリ―)だ。

遊園地といえば観覧車。花火の時間帯に乗ると建物や人に邪魔されることなく見ることが出来るぞ。
因みにこれらの遊具は、殆どがショーの2週間前ぐらいにトラックに乗ってやってきて、あっという間に遊園地が現れる。

この時期、ハイウェイ上をこうした「Show Truck(ショー・トラック)」が走っているのをよく見かける様になる。

現在ストックランドで販売されているサイドショー・チケットは、このサイドショー・アリ―でのみ使用することができ、ショーバッグの購入には使うことが出来ないので注意しよう。

ぐるんぐるん回りながらブンブン振り回される系のやつも割と多い。
これらの遊具は、全て現地で個別にチケットを購入する必要があるので、予算のうちに含めておくか、もしくは事前にサイドショー・チケットを購入しておこう。

ショーと言えばショーバッグ

一番奥が香水、真ん中はおもちゃなど、手前は看板で一目瞭然なお菓子のショーバッグ。
ショーに来たからには、手ぶらで買えるのはもったいない!

せっかくだから、ショーバッグでも買って帰ろうじゃないか。

Showbagとは、日本で言うところのいわゆる福袋のようなものだが、日本のものとの違いは、予め中身に入っているものを知ることが出来ることだ。

別に運試しのような要素は一切ない。

展示されているものから、好きなショーバッグを選べば良いのだ。

そしてショーバッグには様々なサイズ、値段のものがあり、おもちゃやお菓子といったものから、ブランド物の香水のセットまで、子供だけでなく大人もショーバッグを持って歩いているのをあちこちで見かける。

こちらは香水のショーバッグのスタンド。テーマごとにいろんな香水がセットになっている。
ショーバッグのスタンドは、ショーグラウンド内に複数出店するけど、全てサイドショー・アリ―外にあるよ。

色々なところが出店するわけだけど、各スタンドで販売される予定のショーバッグは、事前にそれぞれのウェブサイトで中身や値段をチェックすることが出来るので、予算の目安をつけるのに役立つ。

以下はウェブサイトがあるもののリスト
10年ぐらい前に行った時に好奇心で買った。
オーストラリアで有名なお菓子や、こういったものにしか入ってないような変わったお菓子、食べたら口の中がえげつない色になるような着色料フル・ストレングスな感じのまで、味的に美味しいかどうかは別として、ネタ的にオイシい感じのものはゲットできるはずだ!

アニメや映画、ゲームのキャラクター・グッズやノベルティ、パーティ・グッズなど、見てみるだけでも面白いと思うよ。

とにかく人が多いから、迷子には気をつけよう


ご覧の通り、当日のショーグラウンド内はとにかく人が多く、特にサイドショー・アリ―は人の間を縫って歩くような状態になる。

昼間の間ならまだ比較的歩きやすいが、花火を見たいなら夜だし、個人的にはやはり夜のイルミネーションの感じが好き。

大人同士なら別に大した問題ではないが、家族連れなど、特に小さな子どもを連れて行くなら、はぐれてしまわないように気をつけよう。

また、万が一はぐれてしまった場合の対応を確認し、連絡先がわかるものをなくさないような方法で持たせておこう。

前回の記事にも書いたけど、リストバンドもらっとくと良いよ!


Cairns Show 7月18(水)・19(木)・20(金)
Innisfail Show 7月12(木)・13(金)


7.11.2018

大手スーパーマーケットColesが再利用可能なプラスチック製買い物袋の無料配布期間を延長へ

買い物客らの要望に答え、無料提供期間を延長

プラスチック・バッグあるよー無料だよ―

7月1日からクイーンズランド州全域で施行されたSingle-use(使い捨て)プラスチック・バッグの廃止に伴い、各地で不満の声が多数上がる中、大手スーパーマーケット・チェーンのColes(コールス)では、買い物客らのエコ・バッグへの移行をサポーするため、15セントのreusable(再利用可能)プラスチック・バッグの無料配布期間の延長を決定した。

当初は、同じく大手スーパーマーケット・チェーンのライバルであるWoolworthが発表したポリシーに合わせ、先週木曜日から日曜日にかけての4日間だけ、無料でバッグを配布することを発表していた。

今週に入り、月曜と火曜にかけて15セントでの販売に戻したものの、今日から再びこのバッグを無料で配布することにしたそう。

そして次にこの無料配布が終わって、通常販売が再開されるのがいつになるのかは、まだわからない。

因みにこの15セントのバッグは、よくある四角い不織布製のエコバッグではなくて、ちょっと厚みがあって複数回に渡って再利用ができる、Heavy-duty(丈夫な)プラスチック・バッグなので、結局プラスチック・バッグであることに変わりはないよ。

もちろん通常スーパーでもらえる、薄っペラペラですぐ穴が開いちゃうような買い物袋にくらべたら、使える回数は格段に多いけども、それも使い方次第だし、多分2リットルのドリンクボトルとか、そういう重たいのを何度も入れるのには向かないと思う。

まあ何はともあれ、コールスではどうやら無料配布期間が終了したこの2日間に、多数の買い物客から不満や要望があったようだ。

買い物客らから「急なことなので、慣れるまでもう少し時間がかかる」といった声があがっています。
重要なのは、この試みはつい先日始まったばかりのことで、自分で買い物袋を用意してくる買い物客らですら、結局会計のときになって袋があと1,2枚分ぐらい足りないことに気づくことも多い、ということです。買い物客らには徐々に、自分の普段の買い物の量を知り、何枚袋が必要かをきちんと把握していってもらえればと思います。
引き続き、買い物客やチーム・メンバーからのフィードバックの査定をしていくつもりです。既に多数の人々が先日無料配布した’Better Bag’を持ってきて再利用している姿が見られます。ただ、やはり中には 荷物の量に対してバッグが足りなくなってしまうこともあるようです。
コールスの広報担当は、コミュニティから「喜ばしいほどのサポート」が得られているとし、「買い物客やチーム・メンバーらの、使い捨て買い物袋の廃止に向けた取り組みへの サポートのおかげ」と述べた。

また声明の中で、「使い捨て買い物袋を店舗から廃止して以来、たくさんの買い物客らから、これは彼らのとっても非常に大きな変化であることを伝えられたこともあり、私達もできる限りのサポートをしていきたい」とした。
まあでも、今年の7月から買い物袋が廃止されるって、結構前からニュースでもやってたし、スーパーでも張り紙とかあったよね?

まあ普段から一切気にしない人もいるだろうし、使い捨ての買い物袋にすっかり慣れちゃってる人が実際ほとんどだろうね。

因みに我が家にはエコ・バッグがたくさんある!

なぜなら!

買い物に行くたびにバッグ忘れて、新しいバッグを買ってくるから!!

最初からスーパーに行く予定とかで出かけるならいいんだけど、そうじゃない時が多いんだよね。

少ない量なら別に袋とかそもそも必要ないんだけど、ミウラはそもそもカバンすら持ち歩かないことが多い女子なもので、必要最低限、とりあえず携帯とカード・ケースと鍵類だけっていう男らしい装備で出かけたりすると、買い物を思い立ったときに(ノ∀`)アチャーってなる。


そういえばダイソーでも、一時期使い捨て買い物袋が廃止されてたのに、いつの間にやら復活したよね。
これは便利。野菜売り場の小さいプラスチック・バッグも、こういうのに徐々に変えていくと良いね。

7月1日からNSWとVICを除く全州で、使い捨てプラスチック・バッグの廃止が施行されたが、スーパーマーケットでは自主的に全ての店舗での廃止を行っているそう。
コールスでは引き続きVIC、NSW、QLDそしてWAで無料バッグの配布を行い、カスタマーサービスへの投資を行うことで、使い捨て買い物袋の廃止とエコ・バッグへの移行を、できる限り容易にできるようにサポートします。
また、コールスは忙しくなる新学期前に合わせて、カスタマーサービスへ投資する時間を大幅に増強し、それとともに、チーム・メンバーらには、サイズの違う商品をいかに効率的にエコバックに詰めていくかの再教育を行っていきます。
コールスの’Better Bag'は、80%がリサイクル素材から作られており、これまでの使い捨て買い物袋に比べてサイズも大きく、厚みがあります。複数回の使用に耐えることができ、使用後には各店舗に設置された’REDcycle ’箱に投入してもらうことで、再び回収し、リサイクルできます。
小売業の専門家であるQueensland Univercity of TechnologyのGary Mortimerさんの分析によると、今回の使い捨て買い物袋廃止と、それに伴う15セントバッグの販売によって、スーパーマーケットはだいたい7100万ドルもの利益を得られるそうな。

各スーパーマーケットで手に入るエコバック

Woolworths

ウールワースでは7月1日の施行に先駆けて、先月末から既に使い捨て買い物袋の廃止が開始されている。

現在ウールワースで購入することができるエコバッグのラインナップは、こちらから確認することが出来るぞ。

15セントのプラスチック・バッグはコールスのものと同じ80%がリサイクル素材で作られたもので、ミウラ個人としてはこちらのデザインの方が好き。

その他はこれまでどおりの四角いエコバッグ(オープンタイプ99セントと保冷タイプ2ドル49セント)に加えて、コンパクトに丸めて持ち運べるタイプ(99セント)のバッグがそれぞれ販売されている。

四角いエコバッグの方は、もし破れてしまった場合でも店舗のカスタマーサービスデスクに持っていくと新しいものに交換してくれるそう。

また、今後12ヶ月間に得たこのバッグの売上は、Woolworth Juior Landcare Programの為の資金に充てられるそう。

Coles

コールスでも上記の通り、15セントの再利用可能なプラスチック・バッグがあり、現在こちらはまだ無料でもらうことが出来るから、うっかり買い物袋を忘れていっても大丈夫だ!

デザイン的に使いたくなるものとは言えないが、その方がプラスチック・バッグを減らすのには良いのかもしれない。

さてコールスで購入することが出来るエコバッグのラインナップについてはこちらから。

ウールワースのものに比べてデザインが非常に豊富に取り揃えられているが、これらのデザインはオーストラリア全国のスクールキッズたちから寄せられた中から選ばれたもの。

1ドル(折りたたみ)、2ドル(四角いやつ)、2ドル50セント(保冷タイプ)、3ドル(麻のやつ)がそれぞれ販売されており、各売上の10%が別々のチャリティーへ寄付される。

IGA

IGA1日早く6月30日から使い袋の廃止を施行したそう。

こちらで見た感じだとサイズも豊富取り揃えられているようだけど、値段は見つけることが出来なかったので、IGAを利用する方は各店舗で直接確認して欲しい。

ALDI

…については、まあケアンズには店舗がないので、気にしないことにする。

まあ何はともあれ、今後は買い物に行く予定があるなしにかかわらず、車やカバンに買い物袋を常に携帯しておいたほうがよさそうだよ。

7.10.2018

NTでお尋ね者だった巨大ワニ、ついに捕獲される

キャサリン・リバーのモンスター・クロコダイル


長い捜索の末にようやく捕獲される

オーストラリア大陸、真ん中の上の方にある、土地の殆どが砂漠の地域Northern Territory(ノーザン・テリトリー=NT)。

日本でも某愛を叫んじゃうあの映画で有名になったAyers Rock(エアーズ・ロック)もとい、Uluru(ウルル)があるとこだよ。

そのNTでこの度、体長4.7メートルの巨大クロコダイルが、地元のパーク・レンジャーらによって捕獲された。

Photo credit: NT Parks and Wildlife

デンジャラスな生物がいっぱい住んでいることで知られるオーストラリアの中でも、特にソルトウォーター・クロコダイル(和名イリエワニ)は、中々アグレッシブな性質から危険度上位の生物だ。

件のクロコダイルが捕獲されたのはNTの北部にあるKatherine River(キャサリン・リバー)で、この流域内で捕獲されたクロコダイルの中では過去最大のものだそうだ。

キャサリンの街から60km下流で、NT Parks and Wildlifeのパーク・レンジャーによって捕獲された。

観光文化局のスポークスマンによると、Taylor's Park内にある私有地に仕掛けた罠から、体重600kgの巨大クロコダイルが移送されたそう。

彼(クロコダイル)ほどのサイズのクロコダイルがこの地域で発見されるのは非常に珍しいことだと、レンジャーたちが驚いていました。
Wildlife Operation チームがこれまでにキャサリン・リバーで捕獲してきたクロコダイルの中で、 最大のものです。
彼女によると、この辺で見つかるクロコダイルの平均は大体4.2メール程だそう。
大型のクロコダイルたちは、北部地域の河川を 誰にも見つかることなくあちこち移動することができるので、いつでもクロコダイルに対する警戒をしたほうが良いでしょう。
更にレンジャーたちは同日、2.3メートルの比較的小さなクロコダイルを、同じくキャサリン・リバーの罠から捕獲した。

レンジャーたちが今年5月に実施した上空からの調査によって、3頭の大型クロコダイルが観測された。

Elusive giant croc caught - Cairns Post

オーストラリアと英語とワニ

ちょっとややこしい「クロコダイル」と「アリゲーター」

日本語で一口に「ワニ」といっても、その他動物と同じく色々な種類のものがいる。

因みに英語で「ワニ」を表現するとき、「Alligator(アリゲーター)」と呼ぶこともあるけど、アリゲーターもワニ目に属する1種で、主にアメリカ大陸に住んでいる。

日本習う英語は主にアメリカ英語がベースだから、ワニを表す英語表現としてアリゲーターが一般的に知られているわけだ。多分!

クロコダイルとアリゲーターは、日本語で言う同じワニだけど、実際は全く別の種類のワニっていうちょっとややこしい自体が発生してしまうわけだね!

あと、オーストラリアにはアリゲーターは住んでないので、オーストラリアでワニを表す時は一般的にCrocodile(クロコダイル)が使われるよ。

オーストラリアのクロコダイルは2種類

クロコダイル科クロコダイル属のワニたちは、全部で12種類いるわけだけど、オーストラリアに住んでいるのはそのうちの2種類。

Saltwater Crocodile(ソルトウォーター・クロコダイル)と、Freshwater Crocodile(フレッシュウォーター・クロコダイル)だ。

もう名前からして一目瞭然の通り、それぞれSaltwater(海水)とFreshwater(淡水)を主な生息領域としているが、ソルトウォーター・クロコダイルの方は時には川を上って淡水域まで移動することもある。

オーストラリア人は基本的にめんどくさがりで、長ったらしい名前のものが好きじゃなく、なんでも短く略すんだけど、このクロコダイル達も例外ではなく、それぞれSalty(ソルティ)とFreshy(フレッシー)と呼ばれているから、覚えておくと良いよ!

どちらのクロコダイルもオーストラリアの北部1/3ぐらいのエリアに生息していて、南部では見かけることはない。

Saltwater Crocodile(ソルティ)

SaltwaterCrocodile('Maximo').jpg
By Obtained from Molly Ebersold of the St. Augustine Alligator Farm - http://www.fhwa.dot.gov/byways/photos/53733, Public Domain, Link

ソルティはいわゆるイリエワニと呼ばれ、オーストラリア以外にもインドネシア諸島やフィリピンを含め東南アジアを中心に、広い範囲に生息するワニだ。

最大の爬虫類としても知られ、記録史上最大のもは体長12メートルにも及ぶ(縦にしたらビルの4階分ぐらい)。

アグレッシブな性質で、オーストラリアのニュースで誰かがワニに襲われたっていうと、普通はこのソルティによる被害だ。

Freshwater Crocodile(フレッシー)

Crocodylus johnstoni.jpg
By Mark Marathon - Own work, CC BY 3.0, Link

フレッシーはJohnston's Crocodile(ジョンストンズ・クロコダイル)とも呼ばれ、和名はオーストラリアワニ。

和名の通りオーストラリアの固有種で、ソルティと対象的に主に淡水域に生息してるので、フレッシュウォーター・クロコダイルと呼ばれている。

通常は地上で動き回るのがあんまり得意じゃないワニたちだが、このフレッシーたちはその小柄で細身な体を活かし、短距離であれば走る(跳ねる)事ができるのだ!

走り方はちょっとアレだけど、なんと最高時速60kmにもなる。

とはいえ、性格は比較的におとなしめで、日長一日川べりで寝てたりする。こちらからわざわざちょっかいを出さなければ襲われることはまずない。

どちらのワニも保護対象だけど、人が住んでる近隣では捕獲・移送される

他の様々な動物と同様、オーストラリアのクロコダイルも革製品のために乱獲された歴史があり、どちらも現在は保護の対象となっている。

ただし、近隣に住宅街なんかがある河川や、遊泳できるビーチなんかでクロコダイルが発見された場合は、レンジャーたちによって捕獲され、保護施設へと移送される。

ケアンズの周辺の地域では、サメよりもこのクロコダイルの出現によってビーチが閉鎖されることも珍しくない。

またソルティたちは主にマングローブの林に住んでおり、ケアンズの周辺なんかでも歩いて入れるような場所も結構あるので、うっかりそういった所に探検にいったりしないように気をつけよう!

ケアンズとその周辺地域でワニを(安全に)見ることができる場所

  • Cairns Wildlife Dome(カジノの上にあるドーム型動物園)
  • Hartley's Crocodile Adventure(元々ワニ園だったけど、現在は元トロピカル・ズーの動物たちが引っ越してきたからワニ以外にもたくさんいるぞ)
  • Kuranda Koala Gardens(キュランダ村のヘリテージ・マーケット内にあるミニ動物園)
  • Rainforestation(キュランダ村の近くにある、アーミーダックに乗れる自然公園で、こちらも園内にミニ動物園がある)
  • Wildlife Habitat(ポート・ダグラスにある動物園、ちょっと距離はあるが規模はでかいぞ)

7.08.2018

年に一度の移動遊園地!Cairns Showが今年もやってくるよ!

子どもたちにとって1年で最大のイベント、Cairns Show


さて冬のケアンズは大人から子供まで楽しめる様々なイベントが盛り沢山だが、特に子どもたちが毎年楽しみにしているイベントと言えば、Cairns Show(ケアンズ・ショー)だ。

今年のケアンズ・ショーの開催日は7月18日(水)〜20日(金)で、最終日に当たる20日(金)がショー・デイとなる。

さて今回はこの「ショー」と呼ばれるイベントについてご紹介しよう!

元々は農業祭


この「ショー」とは元々Agricultural Show(農業祭)で、オーストラリアのみならず欧米各地で同様のイベントが開催されている。

農業祭と言うなの通り、伝統的なイベントの内容は、農機具や動物の展覧会、農畜産業に関連したスポーツ競技大会やレクリエーションに加え、家畜の品評会といったものが中心だった。

こうしたイベントは、田舎の小規模な地域に住む人々にとっては重要な生活文化の1つとして、また大きな都市部では人気のお祭りとして親しまれてきた。

現在ももちろん「農業祭」として行われているが、それに加えてShowmens Guildによるサイド・ショーの方がメインのようになっている。

ローラーコスターやメリーゴーランド、観覧車やショー・バッグと言ったものだ。

クイーンズランドでは毎年2月から11月にかけて各地を巡業し、地域によって2-3日間渡ってこの「移動遊園地」が開園するのだ。

またショーが来る地域では、開催日のうちの(通常)最終日が「Show Day(ショー・デイ)」と呼ばれる祝日となり、学校も休みなので、子どもたちにとっては待ち遠しいイベントであることは間違いない。

州内で最大のショーは、毎年8月に州都ブリスベンで開催されるRoyal Brisbane Show(ロイヤル・ブリスベン・ショー)で、10日間にも渡って開催される。

The Cairns Show



ケアンズショーは毎年7月中旬頃に、Cairns Showground(ケアンズ・ショーグラウンド)を会場に3日間にかけて開催される。

通常は水木金の3日間で、最終日に当たる金曜日が、「Cairns Show Day」と呼ばれる祝日だ。

ショーが開催される曜日は地域によって異なるが、ケアンズの場合はそのまま週末を挟むことから、子どもたちも最終日は次の日の学校を気にすることなく、夜まで過ごすことができる。

ケアンズ・ショーのはじまり

丸太の早切り競争。チョップ!チョップ!チョップ!

最初のケアンズ・ショーは1891年の9月に開催された。

The Hall ShowとDivision Hallの2つのセクションに分かれた会場で、様々な展覧会や、牛、豚、家禽などの品評会、伝統的な馬のイベントといったものが行われたそうだ。

現在ケアンズで列車といえば、キュランダ観光鉄道か、週に2,3往復しかしないケアンズ―ブリスベン間の長距離旅客車であるSpirit of Queensland(スピリット・オブ・クイーンズランド)ぐらいしかないが、当時はケアンズ―ゴードーンベール間を頻繁に定期運行する列車がCairns Mulgrave Trumwayによって運営されていたそうだ。

殆どの人々はこの列車を利用して会場まで足を運んでいたそうだが、中には馬や馬車での来場者も珍しくはなかったそう。

1905年の開催時点での入場料は6シリングで、1日1,000人ほどの来場があったそうだ。

因みに1シリングはドル換算で10セントほどだが、当時の経済的な価値でいうと現在の38ドル程に相当するそうだ。

今より入場料が高い!!めっちゃ高い!!

当時のケアンズでは毎年恒例の行事として行われていたわけではないようで、開催年もとびとびだった。

しかしイニスフェイルやマランダ、レイブンゾーといったより人口の少ない小規模な地域ですら、毎年の恒例行事としてショーが開催されていたにもかかわらず、ケアンズにそういった行事がないというのはちょっと恥ずかしい!ってことで、1931年当時の市長であったW A Collinsさんが公聴ミーティングを行い、ショーを復活させるに至った。

Parramatta Park Sports Reserve(現ショーグラウンド)整備し、地元企業のサポートやボランティアも得ることが出た。

当時の経済的な落ち込みとは裏腹に、予想を遥かに超えるスポンサーを得て、現在のショーグラウンドでの最初の開催となったケアンズ・ショーは、地方最大のイベントとして成功を収めた。

現在のケアンズ・ショー


現在のケアンズ・ショーは、ケアンズ最大のコミュニティー・イベントとして、3日間のうちに述べ80,000人近くが来場するイベントとなった。

400以上の地元企業が参加し、ショーで得られた全ての利益は、ショーグラウンドの維持と開発のための費用として使われることとなる。

斧を使って丸太を切る早さを競うWood Chopping Competitionといった伝統的な農業祭の行事から、色とりどりの照明で夜の会場を彩る各種ライド系サイド・ショーまで、会場では期間中様々な催しが1日中行われ、夜の永遠直前には花火も打ち上がる。

入場チケットは前売りがちょっとお得

前売りチケットは今日からErlvilleにあるStockland Shopping Centre(ストックランド)内のショー・オフィス・スタンドで前日に当たる17日(火)まで購入することができる。

1日チケット
  • ディスカウント・ファミリー・パス(大人2人子供2人):$47
  • 大人:$21
  • コンセッション:$16
  • 子供(5-14歳):$11

3日間パス
  • 大人:$58
  • コンセッション:$43
  • 子供:$28

もちろん当日もゲートで直接チケットを購入することができる。

  • ファミリー・パス(大人2人子供2人):$52
  • 大人:$23
  • 子供(5-14歳):$13
  • コンセッション:$18

5歳未満の幼児は入場無料

またストックランドのスタンドでは、前売り券と合わせてサイド・ショーの乗り物チケットも購入することができる。

価格$25で$30ドル分のチケットが購入できるので、乗り物メインで行くならこちも参考に。

当日サイド・ショーに乗りたい場合は、それぞれの乗り場で直接チケットを購入する必要がある。中にはキャッシュ・オンリーのものもあるので注意しよう。

小さなお子さんは迷子対策をして行こう

ストックランドのスタンド、当日のゲート内どちらでも、子供用のリストバンドをもらうことができる。

このリストバンドには連絡先を記入する欄があり、もし迷子になった場合、パトロールの警官がすぐに両親に連絡がとれるようにというものだ。

もちろん迷子にならないようにしっかりと手をつないでおくのが一番だが、何せ当日の会場内は「ケアンズにこんなに人がおったんか!」と驚くほど混雑する。

特にサイド・ショー・アリ―周囲は真っ直ぐ歩くのも困難なほどのすし詰め状態になるので、もしもの時の対応を事前に確認しあい、当日は連絡先を記入したリストバンドを着けるなど、しっかりと対策をしておこう。

続きはまた次回

さてちょっと長くなってしまったので、ケアンズ・ショーのみどころやロイヤル・ブリスベン・ショーについてなど、また次回改めて紹介させていただこうかな。

そうやって自分に記事を書く理由を与えたいだけだけどもね!

なるべくこまめにちゃんと更新するようにね!ね!



Cairs Show (公式)会場のマップも見ることができるよ
Show Hliday Dates(クイーンズランド政府)州内の各ショー・デイが確認できるよ
Showmens Guild Australasia(ショーマンズ・ギルド)サイド・ショーを担う組織だよ

今回通貨の価値換算にあたってお世話になったのは:Measuring Worth.com



【天気予報】7月9日(月)〜15日(日)のケアンズ

今週のケアンズ

州南部は湿度が徐々に低下、北部はまだっぽい

今年に入ってからというもの、1月は中々雨が降り出さなかったり、かと思えばその後は記録的な大雨で洪水したり、10年ぶりの寒い冬かと思ったらまた雨だし。

先週後半2、3日はようやく天気が回復してきたかと思ったけど、昨日はまた夕方から雨が降ったりやんだり。

ケアンズの七夕は残念ながら雨で星は見えなかった(´・ω・`)


とはいえ、南部の方では徐々に冬が戻ってくる兆しがあるようで、今週からまた乾燥した空気に覆われ、湿度も下がって冬らしい寒さになるそう。

ケアンズも含めた州北部は、未だに暖かく湿った空気が停滞しているようなので、南部の方から乾燥した空気が北上して、すっきりとした乾季らしい天気が続くようになるまで、もう少しかかりそう。

少なくとも、今週は先週に比べて晴れ間が多く、雨は少なそうなので、週末のCIAFは心配なさそうだ。

7月9日(月)〜7月15日(日)のケアンズの天気予報(8日(日)11時点の予報)

9日(月) 晴れ
最低気温16℃ 最高気温24℃ 降水確率5%(<1㎜)

日中はおおむね晴れ
夜間は快晴
風は日中20-30km/hで南東、夜間は15-20km/hで南南東

10日(火) ところにより晴れ
最低気温18℃ 最高気温25℃ 降水確率30%(<1㎜)

日中はところにより晴れ
夜間はところにより曇り
風は日中20-30km/hで南東、夜間は15-20km/hで南南東

11日(水) 曇り時々雨
最低気温17℃ 最高気温25℃ 降水確率40%(0-2㎜)

日中は曇り時々晴れ、ところによりにわか雨
夜間はところにより曇り
風は日中20-25km/hで南東、夜間は15-20km/hで南

12日(木) 曇ったり晴れたり
最低気温16℃ 最高気温26℃ 降水確率30%(0-1㎜)

日中は雲がある晴れ
夜間はおおむね快晴
風は日中15-20km/hで南東、夜間は10-25km/hで南

13日(金) 晴れ
最低気温17℃ 最高気温27℃ 降水確率10%(<1㎜)

日中は晴れ
夜間はおおむね快晴
風は日中15-20km/hで南東、夜間は10-15km/hで南南東

14日(土) ところにより晴れ
最低気温15℃ 最高気温26℃ 降水確率0%(0㎜)

日中はところにより晴れ
夜間はところにより曇り
風は日中20-25km/hで南南東、夜間は15-20km/hで南

15日(日) 晴れ、少しの雲
最低気温15℃ 最高気温26℃ 降水確率5%(<1㎜)

日中は晴れ、少しの雲
夜間はおおむね快晴
風は日中20-25km/hで南南東、夜間は15-20km/hで南南東


風が強い週になりそうな予報。

また週半ばは少し降水確率が高いので、サバーブによっては雨に見舞われる地域もありそうだ。

何にせよ、洗濯物は飛ばされないようにしっかりと止めておこう。  
  
AccuWeather - Cairns

7.07.2018

Cairns Indigenous Art Fairで先住民族文化に触れよう!

生存報告と更新再開のお知らせ!

かれこれ1か月も更新ができないままになってしまって何だかくやしい。

先週から今週半ばぐらいまでは、中々の降水量で毎日雨が降りっぱなしと、6月末にしては非常に珍しいというか、おかしな天気が続いていたものの、ここ2,3日はようやく晴れてくれたおかげで夜間はまたヒヤッと乾燥してきたケアンズ。

そしていつの間にやらスクールホリデーも始まり、オーストラリアはホリデーシーズンに突入!

そして冬のケアンズはイベントが盛りだくさん。

更新が滞った1ヶ月の間に紹介し損ねたイベントもあるのが悔やまれるけど、とりあえず今月もまだ色々あるからその辺を紹介していくよ!

オーストラリアでトップを誇る先住民族文化の展覧会


さて今回紹介するのは、来週末にかけて開催される先住民族アートの展覧会「Cairns Indigenous Art Fair (CIAF)」だ。

ケアンズ・インディジナス・アート・フェアと読むよ!

Indigenous(インディジナス)とは先住の・原産のという意味を持つ英語で、この場合はオーストラリアの先住民族、いわゆるアボリジニや、”Islander(アイランダー)”と呼ばれるトレス海峡諸島に住む民族たちのことを指している。

2009年以降、毎年この時期に開催されている異文化交流をメインとしたイベントで、今年で9度目の開催となるこのイベントは、7月13日(金)から15日(日)まで開催される。

公式サイトとプログラムへのリンクは一番最後にあるから、読むのがめんどくさかったら全部飛ばして、とりあえずプログラムをダウンロードしたらいいよ!

CIAFのビジョンはQLDのアーティストらに異文化交流と経済的な繋がりを作る支援をすること

Cairns Indigenous Art Fairは、2009年に発案された「インディジナス・アート支援プログラム」の戦略構想の1つとして、クイーンズランド政府により発足した組織だ。

その後、政府による支援の外側への拡大と独立を目指し、2013年に非営利目的の有限責任保証企業としてのCIAFを創立した。

CIAFは、アーティストらの作品の露出の場を作り、収入へつながるプラットフォームを提供することで、クイーンズランドをベースとするインディジナス・アーティストらのキャリアをサポーすることを目的としている。

アボリジニやトレス海峡諸島の人々と訪問者たちの異文化交流の場を作り、アーティストらの発展の機会や、彼らの文化への称賛や強化に情熱を注ぐ。

また、すべての人々にとって道徳的にもフェアなマーケットを提供することで、国内外からコレクターやキュレーターらを誘致し、ビジュアル/パフォーマンス・アーティストらが新たな活躍の場を得るためのコネクションを作るサポートとなっている。

満足度も高くクイーンズランドの経済にも貢献

CIAFは過去7年間の開催で、延べ185,000人が参加・訪問し、約2,000人のアーティストらが、何かしらの形で各々の文化を表現してきた。

そうした彼らのアートワークは、これまでに500万ドル分が売却が成立し、クイーンズランドの経済への貢献は1900万ドルにも及ぶ。

そして訪問者や参加アーティスト、その他出展者の98%が、このイベントへの経験の満足度において高レートの評価を示し、参加者の90%がCIAFに対して「アボリジニとトレス海峡部族のアートと文化への理解の促進につながる」と同意している。

イベントのハイライトは様々なパフォーマンス・アート

期間中はCairns Cruise Liner Terminal(ケアンズ・クルーズ・ライナー・ターミナル)を拠点とし、ケアンズ市内の複数の会場で様々なショーや展示会が行われる。

全てのイベントについては紹介しきれないけども、このイベントのみどころをいくつか紹介するので、週末プランニングの参考にしてくれよな!

Opening Night Party

12日(木)18:30−22:30 Cairns Cruise Liner Terminal(有料・チケット制)


翌13日(金)からの開催を盛大に祝うオープニング・パーティ。

出展・応募された作品から優秀作が表彰され、今年は賞金枠がトータル$50,000にまで拡大された、CIAFアート・アワードに加え、屋外ステージではMiriki Performing ArtsとNorthern POMO Tribeによるダンス・パフォーマンス、幻想的なエレクトリック・フィールドの展示といった催しがされる予定。

CIAF Fashion Performance

13日(金)18:00−19:30 / 20:30-22:00・14日(土)14:00-15:30 / 16:30-18:00 Tanks Art Centre(有料・チケット制)


今回で第6回目となるインディジナス・ファッション・パフォーマンス。

今年は新たな共同運営、創作も加わりさらに成長を遂げたBulmba-barra - When barefeet touch the earthには、最大10のインディジナス・ファッション・デザインが登場し、タンクスの素晴らしい熱帯雨林の舞台で行われる、4つのパワフルなパフォーマンスを彩る。

Art FairとArt Market

13日(金)9:00-17:00・14日(土)9:00-18:00・15日(日)10:00-15:00 Cairns Cruise Liner Terminal(入場無料)


こちらは週末全期間に渡って行われる無料イベント!

アート・フェアはCIAFアート・ディレクターのJanina Hardingと、著名なキューレーター・作家であるHetti Perkinsが主事を努め、”Connection to Country”をテーマに、ファー・ノースで活動する13人のアーティストたちが、各々の作品を展示している。

アーティスト・トークなども行われる予定なので、興味がある方は公式プログラムをチェックしよう!

またこの展示会は、どちらかというとコレクター向けのお値段設定のものが多数だが、とは別に、アート・マーケットも催されており、こちらはお手頃価格でインディジナス・アートを購入することができる。

個人、ギャラリー、アート・センターを含み、ケアンズとその周辺地域から40の出展者が、陶芸やジュエリー、絵画など様々な作品を展示、販売する。

また会場では期間中音楽やダンス・パフォーマンスも連日行われる予定だ。

Bayal Kaymanen (Dancing Smoke)

11日(水)19:30-21:30 Fogarty Park(無料)


CIAFの開催に先駆けて行われるダンス・パフォーマンス・ショー。

ケアンズをベースとするダンス・グループMirikiと、北カリフォルニアの先住民であるPomo族によるコラボレーション・ダンス・パフォーマンスが行われる。

海を挟んで遠く離れた大陸の2つの部族、そのコネクションとリンクを共同作業の中で見出した。

彼らは12日(木)夜に行われるオープニング・ナイト・パーティでも同じくパフォーマンスを披露してくれるが、そちらは上記の通り有料イベントなので、ダンスだけでも見てみたいという方は、フォガティ・パークに行ってみよう!

先住民族文化への理解を深める機会に

オーストラリアに住んでいれば、誰でも「アボリジニ」といえば「白人が入植するずっと前からオーストラリアに住んでいる人々」であることは知っているだろう。

しかし普段の生活の中では、一般的に見てあまりいい印象を持たれていないことのほうが多い。

それもあってか、何となくの表面的な知識として、歴史や代表的な文化は知っているものの、あえて彼らの文化に深く踏み込んで見ようと思う方も少ないかもしれない。

まあかくいうミウラも良くない思い出もあれば、タバコとか$2とかせびられることもままあるよね。

かといっても、ありきたりな言い方だが、必ずしも全体がそうだということはもちろんなく、ミウラにもインディジナスの友人が複数いる。いや、ハーフやクオーターも含めたら割といる。

まあ脱線したけども、ミウラは過去に職業上色々調べたっていうのもあるし、住んでいるからにはその土地の文化や伝統には興味がある。

それはその土地に住むからには是非知っておくべきだと思う。

というのはまあ個人的な意見だとして、とにかく異文化交流っていうのは驚きや感動が色々あって楽しいので、是非みんなもこの機会に先住民族文化に触れてみると良いと思うよ!

最後にちょっと豆知識

「アボリジニ」と「インディジナス」

日本語では現在でも、オーストラリア先住民族のことを指して「アボリジニ」という呼び名が一般的だが、近年ではこの「アボリジニ」という呼び名は「差別的な響き」があるとしてあまり使われなくなった。

因みにAborigineとは「先住民族」という意味があるので、必ずしもオーストラリアの先住民族である必要はないが、一般的にはアボリジニといえばオーストラリア先住民族のことを指す言葉として広まっている。

まあミウラ的には、最近のなんでも差別差別いうのの1つかなとか思ったり。

そんな訳で、現在こうした先住民族の人々のことを指す場合にはIndigenous(インディジナス)という単語が使われるようになった。こちらも同じく「先住の」という意味がある

もしくは、Aboriginal(アボリジナル)だとセーフらしい。

Pomo族

今回ケアンズのインディジナス・ダンス・グループと共に、パフォーマンスを行うPomo族の人々は、海を渡ってはるばるアメリカはカリフォルニアから参加する。

え?アボリジナルのアート・イベントじゃないのかって?

まあ一応彼らもカリフォルニアに古くから住んでいる、いわゆる「インディアン」と呼ばれる人々の1つの部族で、まあ”インディジナス”であることには違いない(アメリカのだけど)。

あっちの大陸の歴史上ではカリフォルニア北部の大部分をテリトリーにしていた部族なんだそうだ。

(参考:ウィキペディア Pomo


Cairns Indigenous Art Fair (CIAF) https://ciaf.com.au (Official Website) Instagram / Facebook
CIAF Program2018