Pages - Menu

7.14.2018

「みんな家族みたいなもの」ショーを支える人々

ケアンズ・ショーのアトラクションを運営する”中の人”達


ショーグラウンドでは着々と乗り物の設営が進み、来週には即席の遊園地が出来上がる。

オーストラリアでは、ショーの文化を支えている人々の中でも、こうした乗り物の運営を行う人々のことを’Showies(ショウィーズ)’と呼んでいる。

’Showを行う人々’をオーストラリア風に短く略した言葉だね!何でも略すからね!

ショウィーズたちは、各々が担当するアトラクションをトラックに積み、寝泊まりするためのキャラバンを運転する家族や仲間たちとともに、ショーからショーへとオースラリア中を旅する遊牧民のようなものだ。

たくさんのエンターテインメントに彩られるのを待ち望む、寂れたショーグラウンドのために、ショウィーズの基幹要員たちは今日も一生懸命に働いている。

まだ乗り物はまばらで会場を見渡せるが、2週間のうちにあっという間に遊園地が出来上がってしまう。

整備士の一人であるKarl Saundersさんは、金曜丸一日をCrazy Coaster(クレイジー・コースター)の整備に費やし、全てがきちんと稼働することを確認した。

彼はこの他にも、Tasman Pickett(タスマン・ピケット)carnival familyに所属する10人のショウィーズたちと共に働いている。
オーストラリア中をいっしょに旅し、生活をともにするので、皆とても親しくなります。
まさに家族経営といった感じで、ボスがみんなの面倒を見て、色んな所に連れて行ってくれます。
整備士のいいところのひとつは、休憩中に乗り物に乗れることだとSaundersさんは言う。

ショーの開催数日前にはほぼすべての乗り物の準備が完了する。

他の会社のショウィーズたちとも知り合いになったりすることもある、とグラウンド・クルーのリーダーであるSamantha Jansenさん。
ショーグラウンド内の8割ぐらいはもう家族みたいなものですね、お互いに声をかけあっています。
Tasman Pickettのショウィーズたちにとって、ケアンズは北クイーンズランドで最後の会場となる。

ここが終わって片付けたあとは、Ekka(エッカ)の為にブリスベンへと向かう予定だ。

ケアンズ・ショーの開催は7月18日(木)から20日(金)で、ゲートのオープンは12時から。

チケットは子供$13、大人$23で、ファミリーチケットは$52となっている。

Cairns Show showies' working on rides like a family - Cairns Post

(この記事内の写真は全て過去にミウラが撮影したもので、ケアンズポストの元記事とは関係はないよ)

0 件のコメント:

コメントを投稿