今週末はボタニック・ガーデンで植物の直売会があるよ

イースターのお祝いにトロピカルな植物はいかが？

プレ・イースター・セールが24日（日）に開催されるよー

”ボタニック・ガーデンズ友の会”（The Friends of the Botanic Gardens） によるイースター前プラント・セールが今週末（3月24日）、Greenslopes St のソルトウォーター・レイクエリアで午前8時から正午まで開催される。

木・低木・ツル植物・ホヤ・ハンギングバスケットなど、屋内外で育てられる様々な植物が販売される。生姜やヘリコニアなどの根茎や鉢植えも出され、最低価格は$8からの販売となっている。

ボランティアのリー・ロス氏によると、この販売会での売上は、全てボタニック・ガーデンの植物やベンチなど、園内の設備購入費として当てられるそう。

販売会は、ボタニック・ガーデンズ友の会が運営しており、集められた資金はすべて、地元の人々や観光客にとって更に魅力的な植物園にするために使われます。

私たちは20年以上、販売用の植物を栽培・増殖させてきたボランティア・グループです。

植物の販売は、センチュリー・レイクのソルトウォーター・レイクエリアで開催される。駐車場はグリーンスロープ・ストリートにあり、Little St（リトル・ストリート）向かいにある通路からアクセスできるようなになっている。当日は周辺にサインも出てるそうなので、探して目印にしよう。

The Friends of the Botanic Gardens

ボタニック・ガーデンズ友の会は、1989年に以下を目的として設立された。

• ケアンズのボタニック・ガーデンズへの関心と理解を高める
• 資金を調達し、アイデアを生み出し、植物園を発展させるためのプロジェクトを行う
• 園芸学および植物学を促進・支援する
• オーストラリアで唯一の湿潤熱帯植物園を保護し、育てる

メンバーは、オーストラリアで最高の熱帯植物展示を誇る植物園を支援する様々な活動に携わっている。

具体的には、今回のような一般の人々へ向けて販売する植物の栽培や、そうした植物に関連するイベントの開催、小さな図書館の維持、改善のための資金調達、毎週行われているガイドウォークとバードウォークの実施、ゲストスピーカーやミーティングの開催、植物に関する情報・アドバイス・植生地図・お土産などを提供するフレンドハウス・ショップでのボランティア活動といったものがある。

イースター・ホリデー

ここオーストラリアは、基本的にはキリスト教の国ということで、クリスマスも含めてキリスト教の行事に基づくお祝いごとなんかがあり、その中の1つがイースター・デイだ。

「キリストの復活を祝う日」 として知られるこの行事はキリスト教徒にとってクリスマスと並ぶ重要なもので、オーストラリアでもイースターの週末は祝日となりロングウィークエンドということもあって、家族で出かける率が非常に高い。季節柄雨季も明ける頃にあたるので、キャンプ場なんかは一年で最も忙しい週末となる。

まあ大体イースターは雨なんだけど。

因みにこのイースターの起源は、古代ゲルマン民族の春の女神エオストレ（Eostre） に由来すると言われている。エオストレは春の訪れを象徴する女神であり、イースターのシンボルである卵やウサギはエオストレのまつりに使われていたものだ。

因みに無宗教で特に西洋の宗教行事にあまり関心のないミウラは、オーストラリアに来て初めてイースターを経験し、「キリスト復活祭」という印象しか知らんかったので、来たばっかりの頃は「なんでキリストが処刑された日が毎年変わるんじゃい」と思っていた（笑）あと、ウサギとか卵とか一体何の関係が、と。

元々が 「春の訪れのお祝い」 ということなら、毎年のイースターが ”春分の後の最初の満月の次の日曜日” というの納得できる。キリスト教の行事が、元からある宗教や民俗行事に後付で乗っかっただけもの、というのはよくある話だ。

オーストラリアでは秋分だからこれから冬に向かってくんだけど。 元々が移民によって成り立った国だから、北半球の季節に準じた行事が多いのは仕方がない。オーストラリア人はとにかく祝日大好きだから、庭でバービー（BBQ）しながらビール飲める口実ができればなんでもいいのだ（笑）

因みにイースター・ウィークエンドの初日に当たる金曜日は 「グッド・フライデー」 と呼ばれ、一応 「キリストが処刑された日」 にあたる。このため、多くの州で、この日はアルコールの販売が制限されており、この規制は木曜日の午前0時（ちょうど金曜日に変わる時間）から適用される。このため、ボトルショップやバーといったアルコールの販売を主とする業種は、グッド・フライデーが休業日となることが多い。

つまり木曜日はボトルショップがクソほど混雑するよ。 週末用のストックは早めに買いに行っておこうね！

レストランなどでは、グッド・フライデーの朝10時から午前0時までの間は、食事とともに提供される（テイクアウェイではなく店内でのダイン・イン）場合にのみアルコールの販売が許可されている。

QLDについてのルールを詳しく知りたい場合は、QLD政府のコチラのページからイースターにおけるライセンス・ベニュー（アルコール取り扱い店）のルールを確認することができるよ。

何はともあれ、南半球ということでこちらの季節は秋だけど、一応豊穣を祝う日ということで、今年は卵型のチョコのかわりに植物を贈ってみるのはいかがだろうか？