Festival 2018 もいよいよ残すところあと2日 |
天才と変態は紙一重
引き続きFestival 2018で毎日賑わっているケアンズ。
先週はAmy SharkにArchy Roachと、もはやミウラにとってのコモンウェールズ・ゲームズは競技大会そっちのけで、アイドルからオーストラリアン・アイコン的大御所まで様々なアーティストのライブコンサートが無料で鑑賞できるステキイベントとの認識に至っている。
ローカルバンドやインディー系アーティストにとってもいいアピールの機会になってるんじゃないだろうか。
さてそんな”普段ならお高いチケット買わないとお目にかかれない”のうちの1人なのが昨夜のメインステージ・アーティストとしてコンサートを行ったKate Miller-Heidke(ケイト・ミラー・ハイケ)だ。
オペラを基礎にした圧倒的な歌唱力もさることながら、曲の間に挟むMCにもユーモアが溢れていて、パフォーマーとしての才能はすごいもんだと思った。
あと、曲を聞いたことがある人ならわかると思うけど、コミカルなオペラ調のパートが入り混じった曲とか、奇抜な感じとか、まさに天才と変態は紙一重ってかむしろ天才で変態って言う方が的を得てるんじゃないかと思う。夫婦揃って音楽的技術が変態的に天才。
そもそもケイト・ミラー・ハイケって?
オーストラリアに住んでいるなら知っている、もしくは名前ぐらい聞いたことはあるって人も多いんじゃないだろうか。
ケイト・ミラー・ハイケはブリスベン出身のシンガー・ソングライターだ。メインカテゴリーはポップやフォークといったもので、ハイトーンなソプラノボイスにソフトな曲調のものが多く、キュート系な歌手…
かと思いきやステージパフォーマンスでは時にゴリゴリのパンクをやってのけたりする。
また、ケイトはオーストラリア人として初めてInternational Songwriting Competitionで最優秀賞を受賞したアーティストでもある。
歌声だけ聞いた感じは、The Cardigansがミウラの中では真っ先に思い浮かんだ。そこまで不思議系じゃないけど。
とはいえ何より彼女の楽曲の特徴は、ポップな曲調の中に巧みに取り込まれたオペラだ。
ポップ&フォーク+オペラ=?!
ちなみにミウラはオペラが好きじゃない。別にオペラに限った話じゃないんだけど、何故だか同じ音が継続的に長く伸びるのを聞いてられないサガ。高い音・大きな音は特にダメ。短気だから???
まあ何はともあれ、大学ではクラシック歌手としてトレーニングを受け、オペラ歌手として数々の受賞を果たした彼女の歌唱力は、それはもうハンパない!
ブレない発声、伸びやかでハリのあるソプラノボイス。
生で(ポップソングの途中に突然オペラが入ってくるから)聴くとびっくりするけどね!!!スピーカーの近くにいると特にね!!!
ポップアーティストとしては非常に異色であろう彼女のスタイル。昨日のライブの中での彼女のコメンタリーにも、
ツイッターでの誰かのレビューに”ヨーデルする救急車”みたいだってあったの。あながち間違いではないと思ったわ笑と笑いを誘っていた。まあミウラもオペラは好きじゃないけど、彼女の曲みたいに部分的に(しかもちょっとコミカルな感じで)オペラが混じってるぐらいだったら最後まで聞いてられる。
何よりコメンタリーも含めてステージパフォーマンスが見てて全然飽きない。
彼女のクリエイティブ・パートナーで、旦那でもあるKeir Nuttall(キア・ナットル)もライブでのギターパフォーマスも中々ハッチャケててすごかった。
もう一度言うけど、夫婦揃って音楽的技術が変態的に天才。
因みにキアの方はロック寄りで、時にはゴリッゴリの楽曲にも参加している。
気になった人は是非聞いてみるといいよ!
昨日の動画をアップロードしたかったんだけど、残念ながらブロガーでは100㎆を超える動画はアップロードできないよ!て言うエラーが出てきてしまったので、昨日のライブの中でも披露された楽曲をYouTubeから2つはっつけとくよ。
Kate Miller-Heidke Official Website
0 件のコメント:
コメントを投稿