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4.10.2018

異文化交流とインド料理。


多民族国家オーストラリア


( ノ゚Д゚)こんばんは、ミウラです。

先週末は土曜日(腹痛で戦線離脱)以外は木金日と連日エスプラネードに繰り出しては、Festival2018に参戦して、夜更かしばっかしで過ごしたよ!

さすがに毎晩外で呑み明かせるほどリッチじゃないから、今週は自粛。

何故なら週末にまたThe Cat Empireが控えてるからだぜ!!


さて、普段から一年を通して多国籍な旅行者が訪れるこのケアンズも、現在はコモンウェールズ・ゲームズのおかげで更にも増して賑わっている。

そもそもこの大陸が”オーストラリア”として始まったのも、1770年に現在のシドニーに当たる場所に上陸したジェームズ・クック船長が「よしここ今日から俺らのー!」ってな感じで領有宣言したことからで、第二次世界大戦直後まではいわゆる”白豪主義”を貫いてきた国なだけに、現在でも人口の約80%はヨーロピアン(白人系)だ。

現在は一応多文化主義国家として、それこそミウラのようなアジア人が白人に次いで残りの割合を占めたりしてるものの、(まあオーストラリアに限らずどこ行ってもそうだけど)人種差別的な白人系オーストラリア人は今でも一定数いるので、買い物に出かけた時とかにたまに不快な扱いを受けることもある。

とはいえ、ケアンズではそんなことはごく稀で、基本的にケアンズは親日的な人が多いから、ご旅行でこられる方も心配しなくて大丈夫!

環境は活かすに越したことはない


っとまあ、別にオーストラリアの歴史とかそんなポリティカルな話はそこそこにして、何が言いたいのかって、つまり多民族国家でしかも観光地として有名なケアンズには、様々な文化的バックグラウンドを持つ現地住民がいて、割と毎日が異文化交流で面白いぜって話。

わざわざワーキングホリデーや留学しに海外に来てるのに、シャイなのかメンドウなのかあえて異文化交流は好まず、日本人ばかりとつるんでる日本人に時々出会う。まあそれはそれで本人のチョイスだから、別にどうするべきだっていうわけではないけども、もったいねーなとは思うよね。

で、ミウラはといえば、相方がヨーロピアン系なのもあって、友人関係はヨーロピアンを中心に多岐に渡る。

うちの相方は友達を作るのがうまい。

初めて会う知らない人ともものの10分でえらい仲良しになったりする。これは社会で生きて行く上でもとても大事な能力のうちの1つだと思うよ。

ミウラの場合は、相方みたいに気になったらホイホイ話しかけにって、いつの間にやらみるみる友達が増えて行くようなウルトラソーシャブルなタイプではないけども、長年培った職業スキルのおかげもあって話しかけることに対して躊躇いはなくなった。

特にここ数年は中々充実したソーシャルライフを送っていると思えるようになった。ありがたいこってす。

人種も文化も価値観もいろんな方向性からの考え方を見聞きするのは、自分の考え方を広げるのにも大事だと思うの。

多国籍民族=多国籍料理!


で、前置きが図らずもクッソ長くなってしまったのだけど、割と食べることが好きなミウラは、多民族国家に住み始めてからというもの食文化的にも新しい出会いが多くなったというのも、このケアンズのいいところだと思っている。

そんなわけで今日はインディアンの友人の家にランチに呼ばれて行って来た!

ちなみにオーストラリアでインディアンといえば、無愛想なタクシードライバーとか、何言ってるのかよく聞き取れないコールセンターのオペレーターとかがまず思い浮かぶんじゃなかろうか。

そう言った目立つ職業の人たちばかりで考えるとあんまりいい印象は持たれてない人たちではあるが、大多数のインディアンたちは素直で寛大、そして非常に働き者なのだ。

かく言うミウラの友人も、なんと仕事を3つ4つ掛け持って朝から晩まで働いている。それはもちろん自分たちのためでもあるし、家族のサポートのためでもあったりする。

さてそんな馬車馬の様に働く友人も、現在はコモンウェールズ・ゲームズの開催にあたってインドからご両親が遊びに来ているので、ご両親の滞在してる間はシフトを減らしてるのだそう。

そんで今日は夫婦揃って同じ休みが取れたってことで、ランチに招いてくれたぞ!

左のプレートから、Paneer burji、クミンシード入りのご飯、中央上のボウルはRaita、右のボウルがDaal。

彼らは宗教上の理由もあって肉も食べない飲酒もしない(お父さん以外は)なんだけど、わざわざミウラのためにコロナを冷やしといてくれて、さらに食前スナックにチキンストリップまで出て来た。

「めっちゃ辛いよ!本当に辛いよ!」

と言われたソースは、実際驚きの辛さだった。

その後に”インディアン・ティー”なるものを出してくれた。ぱっと見はただのミルクティーなんだけど、なんか色々スパイスが入ったやつで初めての味だった。美味!カルダモンの匂いが一番強かったけど、それ以外は何が入ってるのかわからず…ぐぬぬ。冬に良さそうだから今度レシピ教えてもらおう。

メインはもちろんカレー的なやつで、レンティルが入ったdaalと呼ばれる料理。これをクミンシードと一緒に炊いたご飯に混ぜて食べる方式らしいんだけど、主に豆なので早々に満腹を迎えてしまった!

とはいえまだまだ食事は始まったばかり、paneer burji はパニールと呼ばれるインディアン・チーズ(の様なもの)をスパイスで炒めたやつ。ボッコンチーニっぽい感じの食感で、ピリ辛なスパイスで味付けされたのを、チャパティに包んで食べた。

ちなみにチャパティには全部バターが塗ってあったんだけども、これが一般的なスタイルなのか、家庭的なレシピによるものなのかはわからない。

Raitaはヨーグルトのサラダみたいなもので、こちらも軽くスパイスで味付けされてたものの、多分口直し的な要素なので、他のものに比べてさらっとさっぱりしたものだった。

友人とこは夫婦揃って料理好きで、以前にもチキンカレーを作って来てくれたことがあって、それをカレー好きなミウラがめちゃめちゃ気に入ったと言うこともあって(相方は辛過ぎるとしゃっくり出るからその時は食べられなかった)、じゃあ次はインド式の食卓一式作ってあげるねって今回のランチに至った。

今回のランチもそうだけど、ちょっと前にもコリアンの子がうちでチャプチェを作ってくれたり、タイ人の奥さんをもつ友人のとこに行けば本格タイ料理(激辛い)を振舞ってくれたりで、異文化交流は異文化料理交流も楽しみのうちの1つだと思うの。

色々美味しいのでみんなもぜひ多国籍な友人関係を築くといいと思うよ!

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