雨季と乾季と紙屋さん：ケアンズの暮らし方: 大陸南部の一部地域で記録的な熱波が続く

オーストラリアの一部地域で記録破りの熱波。最高気温は30℃台後半から40℃台前半になる見込み

ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、南オーストラリア州、タスマニア州の一部に警報が発令されており、気温は30℃台後半から40℃台前半になる見込みだ。

記録的な秋の熱波が続く中、南東部のオーストラリアは今日も暑くなるだろう。

メルボルンは月曜日に最高気温37℃、最低気温24℃と、高温になることが予想されている。ビクトリア州の大部分では、最高気温は30℃台半ばから後半になる見込みで、暑い天気が予想される。

アデレードも最高気温38℃、最低気温27℃と、暑くなることが予想されている。

南オーストラリア州のほとんどの地域では、最高気温は30℃台後半から40℃台前半になるだろう。

気象局は、熱波は南オーストラリア州、ビクトリア州、ニューサウスウェールズ州、タスマニア州の一部で水曜日まで続く可能性があると警告している。

当局は、南オーストラリア州の大部分とビクトリア州南西部で、昨日（月曜日）全面的な火気厳禁令を出した。

ビクトリア州、ニューサウスウェールズ州、南オーストラリア州、タスマニア州の一部に熱波注意報が発令された。

メルボルンでは日曜日の夕方遅くに気温が36.9℃まで上昇し、アバロンでは40℃、ジーロングでは39.6℃を記録した。

これは、ビクトリア州の州都メルボルンで記録破りの土曜日となったことに続いており、水銀柱は日曜日の朝まで30℃前後を維持し、その後27.3℃まで下がった。これにより、2013年に記録された3月の最高最低気温記録26.5℃を更新した。

ホバートも土曜日の夜は最低気温24℃と暑く、3月の最高記録21.1℃を大きく上回った。

南オーストラリア州のアデレードでは、日曜日には最高気温38.8℃を記録し、州の大部分で気温は30℃台後半から40度℃に達した。

土曜日の極端な暑さのため、主催者は屋外フェスティバルやパレードの一部を中止した。

メルボルンの人気イベントであるムーンバパレードは、出演者や観客の安全上の懸念から、土曜日の中止となった。

ビクトリア州南西部のピッチ・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバルは、日曜日に中止された。当局は、会場に到着していない参加者に対して、会場に近づかないよう警告していた。

同フェスティバルでは、日曜日の早朝に23歳の男性が意識不明の状態となり、重体でメルボルンのアルフレッド病院に空輸されたが、後に亡くなった。

アデレードのWOMADでは、暑さのためステージの一つが閉鎖され、その他にも少数のイベントが夜遅くに延期または中止された。

年明けしばらくはケアンズを含めたこの辺一帯も、熱波の影響から現在の南部地域同様、真夜中を回った頃でも気温が30℃前後の日が続いてたよね。

まだまだ雨季ということもあり、雨が降ればそれはもうジメジメするし、止めば止んだでジワジワと蒸し暑いという不快の連鎖しかない今日このごろ。

また現在大陸の北側では、西オーストラリア沖、ノーザンテリトリー沖、クイーンズランド沖とそれぞれに熱帯低気圧を伴うシステムが発生しており、この内西オーストラリアの北西、少し離れた沖合に現在位置しているシステム08Uは、週末にかけてサイクロンに発達する可能性が50%を超えてくると予想されている。

因みにクイーンズランドの北の先っぽあたりにある熱帯低気圧がサイクロンに発達する可能性は、現在のところ低いそう。

熱帯低気圧の今後の予想やトラッキングマップはBoMのTropical Cyclone 7 Day forecast から確認できるよ。