ウールワース、生活費高騰に悩む買い物客を支援
いやホント、ここ数年のオーストラリアにおける生活費高騰ハンパない。
なるべく必要最低限のものだけにするとか、お気に入りを諦めて安い方で選ぶとかしても、$50とかあっという間に超えるグローサリーショッピング! 特にペット用品てあんまり値下がらないし、自分用と違って値段で選ぶ訳にもいかないからな…。お年寄りだし。
ミウラみたいなホスピタリティ従事者はともかく(低所得の代名詞だしね)、技術職で圧倒的に高給取りなイメージがあるトレーディーですら毎月トントンの生活してるとかいう最近のニュース見たら、もうこの先の希望がなくなっちゃうぜ…。
ピカピカ新車のUteとか買わなきゃいいのでは…? とはあえて言わないけど。
今日から値下げ、食品から日用品まで(期間限定らしいけど)
ウールワースは、生活費高騰に悩む買い物客を支援するため、400以上の商品を値下げすることを発表した。
値下げ対象となるのは、食料品、洗剤などの清掃用品など幅広い商品。代表的な食料品は、平均18%安くなり、レジでの支払いが楽になる。この値下げは5月末まで続く。
これは、ウールワースのCEOが、ABCによる価格つり上げ疑惑の追及を受けた後の辞任発表に続くもの。一部の商品は、競合他社のコールスと同水準に引き下げられた。
値下げ商品の例
- 牛ひき肉: $8 → $6
- 豚肩ロース: $11/kg → $9/kg
- ウールワース RSPCA認証鶏肉(1kg): $1.50値下げ
- ウールワース ハートスマートビーフ炒め500gパック: $2値下げ
- ダイナモプロフェッショナル 7in1 洗濯用洗剤カプセル 45個パック: $43 → $30
- パイン・オー・クリーン 万能スプレー 各種750mlボトル: $7 → $3.50
- デトール 24時間プロテクト 万能クリーニングワイプ 90個パック: $13 → $7.80
コールスと比べて安くなっているのか
いくつかの商品ではウールワースの方が安くなっているが、他方でコールスの方が安い商品もある。今後、コールスも値下げを行うのか注目される。
CHOICEの調査
最近の調査によると、オーストラリア人の大多数は、ウールワースとコールスのプロモーション内容を見ても、実際お得なのかどうか判断できないことが分かっている。CHOICEは11,000人近くを対象に調査を行い、83%の人が常に良い買い物ができているのか確信が持てないと回答している。
大手スーパー2社はそれぞれ10億ドル以上の利益を上げていますが、多くの家庭は食料品価格の高騰により困窮しています
と、CHOICEの上級キャンペーン・ポリシーアドバイザー、ビー・シャーウッド氏は述べている。
さらに悪いことに、スーパーマーケットは、買い物客が実際に食料品で節約できているのかどうか、判断を非常に難しくさせるような、わかりにくいプロモーション手法を用いています。CHOICEは過去1年間にわたり、コールスとウールワースの両方で、不誠実でわかりにくいセールを数多く見つけてきました。昨年12月には、コールスが一定期間『価格固定』を約束した商品について、値上げを行っていたことが発覚し、謝罪に追い込まれています。
因みにこれに関しては、先日ポストしたややこしいスーパーの特番表記トリックについての記事も暇があったら読んでみてね。
CHOICEは、コールスとウールワースのような企業に対して説明責任を果たさせるため、上院のスーパーマーケット価格に関する特別委員会に何度か意見書を提出している。
Woolworth reveals immediate price drop for Aussies grappling with cost of living (Yahoo! Finance)
CHOICE
0 件のコメント:
コメントを投稿