豪政府:社会距離措置の機能不全を踏まえ、より厳重な新方策の遂行を決定
結局何処の国だって一定数は”自分は関係ない”と思ってる人がいるもんだよね
そして今週もまた月曜日がやってきました、ミウラです。ケアンズでも少し前からレストランではテーブルを一つおきにリザーブにするなど、“Social Distancing”(社会距離措置)対策が取られ、大多数の人々は(少数の極端な例も含めて)粛々と感染の大規模拡大を防ぐためのルールに則った生活を続けている。
とはいえ、日本ではK-1 の大規模屋内イベントが、妙ちくりんな感染対策?セオリーの元開催され、一方その頃ボンダイ・ビーチでは天気の良い週末ということで人で溢れ、その後ビーチを閉鎖したにもかかわらず、進入禁止テープをまたいでビーチに侵入するサーファーたちがあとを絶たないなど、中々うまくは行かないものだ。
豪首相発表:パブ・クラブ・カジノ・映画館にジム、加えて礼拝堂などの閉鎖を決定。レストラン・カフェはテイクアウェイのみ
自主的にやってもらおうと思ったけどダメだったので、強制にします
一応トライはしてみたからね?でも出来なかったお前らが悪いんだからね。とでも内心思ってんだろうなって感じの昨夜の首相会見で、本日正午を切りに、パブやバー、クラブといった酒場(ホテル内設も含む)、カジノ、映画館、ジムおよび各宗教における礼拝施設といった、不特定多数が長時間に渡って同じ空間を共有する場所に対しての閉鎖措置を決定したと発表。
また、レストランやカフェに関しても、テーブルに着いてのイートインを禁止し、テイクアウェイのみでの営業となる。
さらに、葬儀や結婚式といった儀式を行う際についても"4 square metre rules" (4㎡ルール = 屋内で人が集まる場合、4㎡ごとに1人ずつの距離を取る)が適用される。
今後も状況次第では更に厳しい措置に移行する可能性も
モリソン首相は、今回の決定は次の規制段階へ移る前の”1段階目”だとし、今後1ヶ月の内に状況の再検討を行うとした。労働者や企業にとっては非常に残念な決断ではあるが、日々拡大を続けるCOVID-19の感染対策のためには必要なことだった、と首相。
この決定によって、すべての国民にどれだけことが重大であるか、そしてどれだけ真剣に我々全員が対処に当たらなければならないかを強調したい。Pubs, Casinos And Churches To Shut In Tough New Measures After Australians Fail To Social Distance - 10 Daily
Centrelinkは長蛇の列、ボトルショップも朝から大忙し
今回の措置が今後どのぐらい続いていくのかはまだ定かではないが、真っ先に職を失ったのはカジュアル・ワーカーたちだろう。
更に続く混乱で影響を受けた人々に向けた新たな支援措置を発表したことに伴い、今朝は早朝から国内各地のセンターリンク前では新規の登録希望者が長蛇の列をなしている。
更に続く混乱で影響を受けた人々に向けた新たな支援措置を発表したことに伴い、今朝は早朝から国内各地のセンターリンク前では新規の登録希望者が長蛇の列をなしている。
The queue for #Centrelink in #Cairns runs right around the block - never seen anything like it. @7NewsCairns #coronavirus pic.twitter.com/JLzWfDZ45Y— Matthew Karstunen (@MKarstunen) March 22, 2020
This is the line for Centrelink at Nerang on the Gold Coast this morning. @7NewsGoldCoast pic.twitter.com/JWo1Cvlqjp— Alex Lewis (@alexlewisjourno) March 23, 2020
しかもお互い前後に微妙な距離を保って並んでいるせいもあって、列の長さをよりかさ増ししているという…その微妙な距離に意味があるのかどうかはおいといて。
またパブやバーといった社交の場および仕事終わりの憩いの酒場が閉鎖するとあって、月曜の朝にも関わらずボトルショップも大忙しで、このままだとトイレットペーパーに引き続きビールも買い占めによって店から消えてしまいそうな勢いだという。
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