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3.30.2020

新たな支援策としてメディケアを含めたヘルスケアに11億㌦の投入を発表

メンタルヘルスケア、メディケア、家庭内暴力や食糧援助などの支援拡大に

Photo by Brett Sayles from Pexels

Covid-19への感染拡大防止措置の拡大に伴い、ロックダウンとか社会距離とか、大事なのはもちろんわかるけどやっぱり気が滅入るよねって話

メンタルは割と強いほうです、ミウラです。

心臓に毛が生えるどころか、寧ろフサフサかもしれない。

とはいえ、やはり大多数の人はそういうわけにはいかないよね。

世間は毎日テレビもラジオも新聞も新型コロナウィルスの話題ばかり で、街中はスッカラカン。

ショッピングセンターも普段は駐車スペース探してグルグルすることが多いが、駐車場はガラガラ。しかも複数のブランドを経営する大手企業が次々に店舗の一時閉鎖を決めたりで、時間帯によっては街中全体がさながら終末映画のようだよ。

様々な「必須でない」業種・サービスの閉鎖措置により、収入源を失った人々がセンターリンクに長蛇の列、というニュースもつい最近。

日々拡大・強化する規制に不安を募らせる市民も多いのじゃないだろうか。

さてそんな訳で、今回の豪政府によるサポートパッケージは、こうしたCovid-19によって間接的に引き起こされる、健康面での二次的影響を緩和することを目的としたものだ。

外出は控えた方がいいのはわかるんだけど、引き篭もってばかりだとストレスたまるし気が滅入るものだよね。

うちはぬこ様が代わる代わる邪魔癒やしに来てくれる

ミウラは引き篭もり耐性がある(むしろ相性がいい)から問題ないけどね!

病は気からていうし、フィジカルを守るためにはメンタルも大事なのよ

We will get through this crisis by staying together, by supporting each other and ensuring that no Australian, even though we have to be isolated, should have to go through this alone.
つまり、お互い寄り添い合い、助け合いながら、(社会距離とか自主隔離とか諸々で物理的な距離としては人と交わらないようにしなきゃならない状況ではあるけれども)、誰一人としてこの危機を孤独な中で乗り越えるようなことがないようにしないとねってこと。

在宅でのメディケアサポート−全人口対象の遠隔医療

Covid-19パンデミックの中、必須の一次医療サービスへ持続的なアクセスを可能にするために、6億6,900万㌦を投じてすべての人々がメディケア適用の遠隔医療サービスを受けられるようにする。

直接メディカルセンターに行かなくても、電話、FaceTimeまたはビデオ会議などの機能を利用して、GPへの相談、メンタルヘルス治療、慢性疾患管理を受けることが出来る。

またアボリジナルやアイランダーの人々の健康評価、摂食障害を持つ人々への支援、妊娠サポートカウンセリングに加え、高齢者介護施設に入居している患者や、自閉症の児童へのサービスや時間外診療なども含まれている。

これによって、医療従事者、患者の双方共に、感染リスクに不必要に晒されることがなくなり、不安からくる精神面での負担も軽減される。

とはいえもちろん電話や画面越しだけでは解決できないこともある。

こうした遠隔医療サービスでは治療できない患者が、対面でのサービスをきちんと受けられる状態を維持する為に、GPへのバルクビル(Bulk billing)のインセンティブが2倍になる。

お医者さんだってリスクに晒されてる立場なのには変わりはないしね。
この措置は2020年9月まで実施される。

家庭内暴力(以下DV)被害へのサポート

1億5,000万㌦が、DVや性的虐待・暴力を経験している人々を支援する為に提供される。
Covid-19による影響は直接的な健康被害や経済被害だけとは限らない。

積み重なるストレスや不安によってDVを誘発してしまう可能性もあるし、また自宅にいる時間が長くなることは、普段からDVに苦しむ人々にとっては地獄を味わうような機会が増えてしまうことにもなりかねない。

因みにGoogle検索において、検索の増加率がもっとも大きくなったのがDVに関連するもので、過去5年間で75%増加しているそうだ。

この予算は女性と児童に対する暴力を減らすための国家計画に基づくプログラムを促進するためのものだ。

既に被害があるもしくはそのリスクがある家族へのカウンセリングサポートには、加害側男性の素行改善プログラムが短期・中期・長期に渡って用意されている。

あ、これだけだとDV被害にあってる「女性と児童」限定のような感じになってしまうところだけど、もちろんDVを受けている、もしくは暴力を行使してしまいそうだ感じている男性向けのカウンセリングサービス(Mensline Australia)もあるよ。

メンタルヘルスサポート

Photo by Suzy Hazelwood from Pexels
国民の精神的な健康と幸福を支援するための予算として7,400万㌦を投入。

政府はCovid-19のパンデミックや自主隔離時において、いかにして精神衛生を保つかや、子供や家族をどうサポートするか、更なるメンタルヘルスケアへのアクセス方法などを、デジタルメンタルヘルスポータル Head to Health で提供している。

また National Mental Health Commission と連携し、新たに全国コミュニケーションキャンペーンが展開され、メンタルヘルスの維持や家族などが助けを必要とするサインへの認識を高めるための知識の提供や、そのサポートとケアをどこで得られるかなどの情報を提供する。


Beyond Blue は政府から1,000万㌦、メディバンクから追加で投入される500万㌦の予算を受け、Covid-19関連専用のサポートラインを設置。

Covid-19の診断による不安、雇用の変化、ビジネスの閉鎖、経済的な困難や家族からのプレッシャーなど様々な困難を経験している人々の為のサポートラインだ。

更に1,400万㌦が、これまでに前例のない程の受信量の急増を経験している既存の各メンタルヘルスサポートプロバイダーのキャパ増強にあてられ、LifelineやKids Helplineなどがこれに含まれる。

あとは若者の為のサポート機関であるHeadspaceに700万㌦、医療従事者の為のメンタルヘルスサポートと、訪問制限などの規制下にある高齢者をサポートするボランティア育成の為の経済支援としてそれぞれ300万㌦、1,000万㌦が投入される。

社会的弱者へ向けた救援サービス

Covid-19の影響により需要が急増する、緊急支援、食糧援助などを行うチャリティー団体やその他地域団体をサポートする為の予算として2億㌦が投入される。

前例のないこの状況によって、こうした緊急支援サービスへの需要と依存が急激に拡大していることを考慮し、食料や衣服など必要な物資を確保したり、ボランティア含む労働力を補うための措置だ。

まあそんな訳で、みんなも精神衛生面に気を付けながら過ごそうぜ

作業効率とかそういうのを気にしたら負けだ

日本では、特に男性においては失業率の増加と自殺率の増加のグラフはほぼ比例しているとの報告もある。

普段からできればあんまり働きたくはないミウラのような性格の場合はともかく、ビジネスの閉鎖などで突然やることがなくなっちゃったりしてどうしたらいいかわからず不安にかられたりする人もいるだろう。

もちろん現在の感染状況と政府の措置を考慮して、盛大にパーティーをしたりすることは出来ないが、今はネットやスマホといった便利な機器が普及している時代なので、そういった物を活用してお互いをサポートしながら乗り切ろう。



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3.26.2020

ケアンズ自治区圏内の施設における閉鎖および制限の一覧をチェックしよう


日々拡大するCovid-19感染対策の規制範囲、一応みんな確認しとこうぜ!

ビックリするぐらいだーれもいないエスプラ。ラグーンも閉鎖となってしまった。

ここ数日でケアンズ市内もめっきり寂しくなったものだよ

こんばんは、ミウラです。

今日からマッサージ店含む美容関係ビジネスが閉鎖となって、朝の出勤時間の交通量もさながら週末のような少なさ

まあ、スクールタイムに出勤する身としては、信号のない複数車線の交差点とかで、サイドストリートから出てくるのにモヤモヤしなくていいのホント助かるんだけどね。

いつもより5分遅く出ても渋滞にハマらない!

とはいえ、数多くのビジネスが休業を余儀なくされ、再開の見通しがつかないためにやむを得ず従業員が実質失業状態となるなど、経済的に大変厳しい時期となってしまった。

テイクアウェイで営業を続ける飲食店でも、床に印をつけて来店客のソーシャルディスタンスルールの順守を促すなどの措置が取られている。

割と多くのお店がテイクアウェイで営業してるので、街に出た時は是非お気に入りの場所もチェックしてー

スクールホリデーもイースターも近いし、出来ること出来ないことおさらいしよう

政府が逐次更新する感染拡大防止に追随して、カウンシルも日々新たな規制を発表している。

毎日忙しくて一々そんなんチェックしてる暇なんかないかもしれないが、公衆衛生を守るためにも、この先の予定を立てたり、先々に更新されるであろう新たな対策の心の準備のためにも、時々カウンシルのサイトを見ておくことをオススメするよ。

ミウラも出来る限りは早めに追いついて更新出来るようにはするけども!

3匹のぬこたちの下僕なので、画面の前にどっしり構える主には逆らえない時もあることを理解していただきたく…。

そんなことより私に構いなさい。

で、そのカウンシルの情報とやらはどこ見たらいいの

事業主だったりでない限りは、普段はカウンシルなんてほんとなんか用事があるときぐらいしか思い出さないような存在かもしれない。

とはいえ、ケアンズカウンシルの中の人たちも、割と頻繁に地域の情報をサイトにポストしたりして、色々な情報発信をしてるので、時々覗いてあげて。

さてだいぶ前置が長くなってしまったが、ここからは件のカウンシルアップデートが確認できるページのリンクを紹介していくよ。

Cairns Regional Council

こちらが、我らがケアンズ・リージョナル・カウンシルのウェブサイトだ。ここからケアンズ住民が必要な情報にアクセスできるよ。

Coronavirus (COVID-19) Update

カウンシルサイト内に設けられたこちらのページから、これまでに発表されたものも含めて、最新のカウンシルによる対策の一覧を確認することが出来る。

更新の数が増えてきこともあって、現在はドロップダウン形式でカテゴリーごとにわかりやすくまとめられている。

それぞれ:
  • Council media and updates(対策の概要を新しい順で見ることが出来る)
  • Closures, cancellations and service changes(各施設の閉鎖・制限状況や、カウンシルによるサービスの変更内容の一覧)
  • Health advice for residents and travellers(感染対策に関する各種情報へアクセスするためのリンク一覧など)
Health advice for residents and travellers の項目では、現在の対策状況下で影響を受けているビジネス向けの支援措置を確認できるリンクが記載されているので、ビジネスオーナーならそちらもチェックするといいかも。

本日(2020年3月26日)の更新内容について

カウンシル管理下にある様々な施設における変更も毎日のように拡大しているが、本日の発表で新たに追加されたものは以下。
  • ポートスミスのゴミ集積所に併設されるBuy Back Shopの閉鎖。集積所そのものは引き続き開いているので、粗大ごみの持ち込みなどは可能。
  • Lake Morris(レイクモーリス)山頂ゲートの閉鎖。これによってレイクモリス(コパロードダム)にあるピクニックエリアへのアクセスが制限されることとなった。
  • レッドリンチエリアの住民向けに行われる予定だった、コパロードダムの緊急時防災ステーションのサイレンテスト放送が延期。次回は2020年4月16日に予定されている。レッドリンチエリアの人は覚えておこう。
詳しくは Coronavirus advice No.8 - Buy Back Shop を確認してね。

また、昨日の発表で追加された各カウンシル管理施設の閉鎖・規制情報について、昨日の連投ツイートの中で一部を大まかに書いたんだけど、全部書くと長くなるので、こちらは各自で上記のリンクを参考に確認して欲しい。
↑上記に繋がる一連のツイートを御覧くださいー。


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3.25.2020

更に厳しくなるよ閉鎖措置!もう何なら一気に全部閉めてくれよ

Photo by Tim Mossholder from Pexels

毎晩新たな規制でちょいちょい小出しに閉めてくよScomo内閣

こんにちは、ミウラです。

最近は新型コロナウィルス関連の記事ばかり連日投稿してるけども、ぶっちゃけどこを巡回してもそれ関連のニュースしかないので仕方がない。

すまないと思っている。

あと毎日規制が更新されてくので、それに追いつくために記事書いてたら、他の記事書く時間と気力(←主にこれ)がなくなるのゴメン。

ていうかもうそんな毎日ちまちま閉めてくぐらいならもういっそのこと全部一気にやってくれよスコーモさんよ。

まずは昨夜発表の新たな規制によって閉鎖措置が決まったビジネスをご案内

Image by ilovetattoos from Pixabay

さて先日の発表で大勢が集まりやすい場所である酒場などや、密室で人と隣り合って長時間過ごすことになる映画館などの閉鎖が決まったけども、昨夜新たに閉鎖・規制措置の範囲が拡大されることが発表された。

以下の新たな規制は本日23:59より有効となる:
  • 飲食店の営業はテイクアウェイとデリバリーのみ、店舗内フードコートの使用禁止
レストラン・カフェの規制は先日発表された通りだが、それに加えてショッピングセンターなどにあるフードコートの使用も禁止された(店舗は引き続きテイクアウェイでの営業は可能)。

また、これらの範囲には病院やケアホーム、学校、刑務所、ミリタリー施設内における食堂設備も含まれる。

ホームレス向けの配食サービスも、テイクアウェイのみとなる。
  • オークションハウス閉鎖。あと不動産オークション・オープンハウスの禁止
ただし個別予約でのハウスインスペクションはおk。
  • 屋内外で開かれるマーケットについては、各州ごとの判断に任せる
ので、今の所全閉鎖にはなってないけども、ケアンズでは先日カウンシルの発表で既にカウンシル主催のマーケット(エスプラのとかTanksの)中止を決定している。

これに関しては後で改めてケアンズカウンシルの発表をまとめることにしよう。
  • 美容・パーソナルケア関連ビジネスの閉鎖および規制
ビューティーセラピー、日焼け、ワックス(脱毛)、ネイルサロンに加えて、タトゥー施術、マッサージ、スパなどのサービス内容的に社会距離措置をとるのが困難な事業は一様に営業休止となる。

Image by StockSnap from Pixabay

またヘアドレッサーとバーバーについては、4㎡ルールを適用した上で、1件あたり30分以内で行うことを前提に営業可能。
  • 娯楽施設の営業休止及び閉鎖
     
     - 映画館、ナイトクラブ、遊園地などテーマパーク
     - カジノおよびその他賭博施設
     - ストリップクラブ、娼館など
     - 劇場、コンサートホール、講堂、スタジアム、アリーナ(社会距離を守った上で、少人数でのライブ配信はおk)
     - ゲーセン、児童遊具施設(屋内外問わず)

  • レクリエーションやスポーツ施設など
コミュニティーホールやレクリエーションセンターは、ホームレス向けの配食サービスといった必須のボランティアや公共サービスなど の継続は可能。

フィットネスクラブ、ヨガ教室、サウナや浴場といった屋内エクササイズ関連施設も閉鎖となり、ブートキャンプやパーソナルトレーニングといったものは、屋外で10人以内での開催に限っておk。屋内はダメ。

スポース施設や遊泳プールも閉鎖が決まった。

まあケアンズは泳げる川があちこちにあるけどね。
  • 宿泊施設など
ホテル、BnB、ホステル、キャラバンパーク、下宿屋、キャンプサイトなどの営業に関しては、各州ごとの判断による。

またこの措置の範囲に施設の定住者や従業員は含まれない。

今朝も荷物抱えてあるくバックパッカーたちを数人見かけたんだけど、これ今後の対応次第では、今現在国内にスタックしてる旅行客とか特にバックパッカーが路頭に迷う羽目になるんでは…。
  • その他施設
美術館、博物館および国立公園や史跡、図書館、公民館および青少年センター、地方自治体の非必須サービスや施設(図書館やプール)、RSLやPCYCなど。

結婚式と葬式について

Photo by cottonbro from Pexels

昨夜発表の新たな措置の中で、結婚式のならば5人以内葬式であれば10人以内で行い、どちらの場合も4㎡ルールを厳守することとする規制が加わった。

ちょっと何言ってるかよくわからない、という人のための解説

オーストラリアでは日本とは婚姻の届け出方式がちょっと違って、結婚するにはいくつかの方法があるわけだけど、どの方法を取るにしても、立会人(2人)と結婚執行人が必要となる。

映画やドラマで見るように教会で行う場合は、司祭が執行人となり、それ以外の任意の場所で行う場合は、資格を持った執行人をその場に呼んで婚姻証明にサインをしてもらう。

日本では結婚式=披露宴(婚姻届を出した後であることがほとんど)だが、オーストラリアでは結婚式=結婚式(婚姻するための手続き)なのである。

あとは役所内の結婚登録所で結婚を執り行ってもらう(簡易結婚式的な)

後述の方法ならば基本的に本人と執行者、立会人のみになるのだけど、前者の場合は家族友人に見守られながらの式となる場合が大多数なので、この辺が規制の対象となるわけ。

結婚するにあたって最低限の人数が、当事者(カップル)・結婚執行人・立会人(2人)の5人なのだ。

ハウスパーティーもダメ、BBQもダメ

もうしばらくは各々おとなしく引き篭もってろってことらしい。

不必要な外出は控え、どうしても必要な時にだけ。家にいるにしても、パーティーとかBBQとかお誕生日会なんかのイベントはダメね!らしい。

仕事もないし、店も開いてないし、毎日暗いニュースばっかで気が滅入るからみんなでパーッと宅飲みしようぜ!もダメ。

ただし、これに関しては具体的な規模というか人数は示されてないので、「大規模でない」集まり程度ならいいんじゃないの。

公衆衛生も大事だけど、個々の精神衛生的も大事よね。

イースターまで2週間半ぐらいとなったけど、今の所キャンプも行けないバーベーキューも出来ない、寂しいロングウィークエンドとなりそう。

Update on coronavirus measures : Media statement 24 Mar 2020 - PRIME MINISTER OF AUSTRALIA



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3.24.2020

Colesが医療従事者と救急サービス職員の為のショッピングアワーを導入

Image by StockSnap from Pixabay

人々を守るために日夜奔走する医療従事者と救急サービス隊員たちの為に

未だにオーストラリア中のスーパーでは毎日のように一部商品の品薄が続いているよ

こんにちは、ミウラです。

日本でもまだまだマスクの品薄が続くものの、スーパーにおける買い占めは徐々に落ち着いてきているらしい。

一方その頃オーストラリアはというと。

続く混乱の中、どんなに日々ラジオやニュースで呼びかけようとも相変わらず基礎生活用品の買い占めは続き、閉店後のスーパーはどこもサイクロン前のような忙しさが毎日続くような状態だ。

また、ネット上ではこういった、COVID-19に関連した噂に踊らされて無責任な行動を取ったり、社会距離規制を守らない人々のことを指す"Covidiot"(Covid + idiot)という新たな名詞が誕生した。

因みに知ってる人がほとんどかと思うけど、idiotは「バカ・間抜け」という意味だ。

コロナバカ

👉 The Term ‘Covidiot’ Has Officially Been Coined And Internet Users Have Unleashed

そしてそんなCovidiot達のせいで、ミウラは今日も米が買えなかったわけだ…。

Colesの新しいサービスは、新型コロナウィルスの感染拡大から地域の人々を守るため、休むまもなく働き続ける医療従事者と救急サービス隊員たち専用の営業時間の導入

こちらはWest CoatにあるDFO内のColes。トイレットペーパーもティッシュも相変わらず空っぽだ。
先週、スーパーマーケットの大手チェーン各社は、高齢者や障害者向けに一般開店時間より前にあたる朝7時から8時までの1時間を、専用の営業時間とすることを決めた。

そして今日その大手の一つであるColesは、この早朝営業時間のうち毎週火曜日と木曜日を、医療従事者と救急サービス隊員たちの専用営業時間へと変更することを発表した。

この中には、ドクター、看護師、救急隊員の他、病院で働くスタッフたちや、警察官に消防隊員も含まれている。

この医療従事者専用ショッピングアワーは、今週の木曜日(2020年3月26日)から導入される。

また月・水・金曜日は、これまで通り高齢者と障害者専用のショッピングアワーとなっている。
先週から始めた専用営業時間導入の取り組みによって、この困難の中で高齢者らが生活必需品を手にする助けになっていることがわかりました。
そして今回私達はその機会を、地域保全の為に働く人々へと拡大することにしました。
彼らが非常に忙しい毎日を送っていることを知っているからこそ、こうした専用の時間を作り、一日の始めに買い物ができるようにすることで、毎日人々にとって不可欠な仕事をしてくれる彼らの生活を少しでも楽にする助けになればと願っています。
現在Colesの営業時間は7時から20時まで。

今週以降は月・水・金の7時から8時までが高齢者及び障害者専用のショッピングアワー、火・木の7時から8時までが医療従事者および救急サービス従事者専用のショッピングアワーとなる。

またスタッフたちが次の日のための品出しの時間を十分に取れるよに、20時以降は完全閉店となる。

Coles Introduces Dedicated Shopping Hours For Health Care Workers And Emergency Services - 10 Daily


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3.23.2020

豪政府の決定に基づき、ケアンズも図書館などの閉館措置を発表

図書館、ボタニック・ガーデン内ビジター・センターおよびTank 4の無期限閉館

天気が微妙だとはいえ、この時期に泳ぐ人が見当たらないラグーンも珍しい。

豪政府の発表に基づいて各地域ごとに対策内容を更新

各州がそれぞれ州境を閉鎖したり、ビーチを閉鎖したりと"Social Distancing"のルールに従わない人々への対処に追われる中、遂に豪政府は昨夜「多くの人が集まる主要場所」 の閉鎖を通告し、連日拡大率が上昇するばかりの感染者数をどうにかしようと奔走している。

そしてケアンズ・カウンシルもまた、昨夜の豪政府の決定に基づいた一部施設の閉鎖措置を発表した。

  • 図書館の閉鎖
首相による非必須の屋内集会等における改定についての発表を考慮し、支部を含むすべてのケアンズ図書館施設を、本日(2020年3月23日)正午以降、追って通知があるまでの期間の閉館します。

この決定は、地域内のもっとも脆弱な人々を守ることの必要性を反映したものでも。
現在書籍を借りているすべての住民に対して、貸し出し猶予が与えられ、次に図書館の開館が決定するまで、借りている書籍を返却する必要はありません。

住民らは引き続き、電子書籍、雑誌、オーディオブック、配信サービスやeラーニングといったオンラインサービスにアクセスすることが出来ます。

ケアンズ図書館のオンラインサービスについては図書館ウェブサイトをの該当ページを御覧ください:ELIBRARY - Cairns Regional Council LIBRARIES
  • その他の変更
ケアンズ・ボタニック・ガーデン内のビジターセンターおよび、タンクス・アート・センター内Tank 4(常設展示場)も、同じく追って通知があるまでの期間閉鎖されます。

Coronavirus advice No.3 - Libraries, Botanic Gardens Visitor Centre and Tank 4 closed - Cairns Regional Council

FBのポストには「急すぎる」とのコメントも

各自治体が、次々と更新されてゆく政府の方針のもと、迅速に対応しようとそれぞれの対応を発表していく中、一部の住民たちからは批判的な声も上がっているようだ。
何の事前通知もなく図書館を閉館するなんて良くないわ。閉館前に人々に本を借りるチャンスを与えるべきよ。電子書籍にアクセス出来るのはいいけど、子供向けのコンテンツが少なすぎてうちの子供達が読むものなんてないもの。事前予約して受け取るサービスは出来ないの?

共働きの保護者にとっては、もっと早く通知してくれるとよかったのに。

通知がおそすぎるわよ。オンラインなんて論外だわ、画面越しだと読みづらいもの。
といった感じで、特に子供を持つ親たちからの反応はよくないものとなってしまった。

とはいえ、殆どの住民たちにとっては、連日の報道や政府の対策の動向などから予測できたことだ、といった反応も多く、カウンシルの決断に対して概ね好感的だ。

ゴーストタウン化が進むよケアンズ


ケアンズの市内中心部といえば、観光客向けの土産物販売店や、カフェ、レストランといった飲食店が大多数を占めている。

国境が閉鎖となった今となっては、国内の他地域から来ている場合を除き、観光客相手の商売はあがったりだ。

そこにきて更に飲食店の営業停止や縮小といった措置が施行されてしまったもので、カフェとレストランが軒を連ねるエスプラネード沿いは地元住民すらもほとんど見かけないゴーストタウンのような佇まいとなってしまった。

午後は概ね晴れだったものの、人影まばらなラグーン周辺

また、QLDでは今朝までの過去24時間での感染者増加率が、これまでより更に上昇したことに基づき、州政府は今後QLD州境を閉鎖し、特に国内線で他州から帰郷したものは、もれなく到着から14日間の自主隔離措置を言い渡される。

こちらについての詳しい内容は、明日火曜日(2020年3月24日)に発表がある予定だ。
州境の閉鎖は、水曜日(2020年3月25日)の午前0時より施行となるそう。

ヒキコモリで気が滅入っているアナタに

ミウラはどちらかというと、ベースがヒキコモリ性質なので(アウトドアも好きだけどね!)、一日中家にいても何かしらやること見つけられるし、セルフ・エンターテインメントも全然問題ないし、いうなら寧ろ出来る限り引き篭もっていたい

とはいえ、逆に引きこもることになれてなくてちょっと飽きてきてる人、どこもかしこもCOVID-19の話題ばかりで気が滅入っている人もいるだろう。

そんなアナタにネットで見つけた(ビックリするぐらい話題になってない)動画を紹介しよう!

第一回ソーシャル・ディスタンス・マッチ開催

以下の動画は米GCW(Game Changer Westling)の投稿によるものだ。


Joey JanelaとJimmy Lloydによるレスリングの対戦を配信したものだが、今回のマッチには特別ルールが適用されている。

そう!

それはまさしく!

Social Distance Rules!!

昨今世界各地で感染予防対策として実施されている"Social Distancing"(社会距離・接触規制措置)に乗っ取り、通常ならどつき合い、締め上げあうはずのレスリングが、体と体が一切ぶつかり合わない

触れ合っちゃいけないので、とりあえずのエア握手からはじまり、バシバシと両者が技をかけていく。


だが一切体は触れ合わない!

お約束の椅子を使った攻撃も、きちんと除菌ティッシュで拭いてから。投げ返す際もちゃんと拭いてから。とっても衛生的。

お互いに距離が近づきすぎればレフェリーによる静止がはいり、テープメジャーでお互いの距離を測ってのち再開。

レスリングがパフォーマンス・アートであるからこそ成り立つ試合だ。

まあよくわからないかもしれないが、とにかくシュールで面白いので気が向いたらぜひ見て欲しい。


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【COVID-19】本日午後より新たな閉鎖措置の施行開始:ホテル・カジノ・クラブ等が対象

豪政府:社会距離措置の機能不全を踏まえ、より厳重な新方策の遂行を決定

結局何処の国だって一定数は”自分は関係ない”と思ってる人がいるもんだよね

そして今週もまた月曜日がやってきました、ミウラです。

ケアンズでも少し前からレストランではテーブルを一つおきにリザーブにするなど、“Social Distancing”(社会距離措置)対策が取られ、大多数の人々は(少数の極端な例も含めて)粛々と感染の大規模拡大を防ぐためのルールに則った生活を続けている。

とはいえ、日本ではK-1 の大規模屋内イベントが、妙ちくりんな感染対策?セオリーの元開催され、一方その頃ボンダイ・ビーチでは天気の良い週末ということで人で溢れ、その後ビーチを閉鎖したにもかかわらず、進入禁止テープをまたいでビーチに侵入するサーファーたちがあとを絶たないなど、中々うまくは行かないものだ。

豪首相発表:パブ・クラブ・カジノ・映画館にジム、加えて礼拝堂などの閉鎖を決定。レストラン・カフェはテイクアウェイのみ


自主的にやってもらおうと思ったけどダメだったので、強制にします

一応トライはしてみたからね?でも出来なかったお前らが悪いんだからね。

とでも内心思ってんだろうなって感じの昨夜の首相会見で、本日正午を切りに、パブやバー、クラブといった酒場(ホテル内設も含む)、カジノ、映画館、ジムおよび各宗教における礼拝施設といった、不特定多数が長時間に渡って同じ空間を共有する場所に対しての閉鎖措置を決定したと発表。

また、レストランやカフェに関しても、テーブルに着いてのイートインを禁止し、テイクアウェイのみでの営業となる。

さらに、葬儀や結婚式といった儀式を行う際についても"4 square metre rules" (4㎡ルール = 屋内で人が集まる場合、4㎡ごとに1人ずつの距離を取る)が適用される。

今後も状況次第では更に厳しい措置に移行する可能性も

モリソン首相は、今回の決定は次の規制段階へ移る前の”1段階目”だとし、今後1ヶ月の内に状況の再検討を行うとした。

労働者や企業にとっては非常に残念な決断ではあるが、日々拡大を続けるCOVID-19の感染対策のためには必要なことだった、と首相。
この決定によって、すべての国民にどれだけことが重大であるか、そしてどれだけ真剣に我々全員が対処に当たらなければならないかを強調したい。
Pubs, Casinos And Churches To Shut In Tough New Measures After Australians Fail To Social Distance - 10 Daily 

Centrelinkは長蛇の列、ボトルショップも朝から大忙し

今回の措置が今後どのぐらい続いていくのかはまだ定かではないが、真っ先に職を失ったのはカジュアル・ワーカーたちだろう。

更に続く混乱で影響を受けた人々に向けた新たな支援措置を発表したことに伴い、今朝は早朝から国内各地のセンターリンク前では新規の登録希望者が長蛇の列をなしている。


しかもお互い前後に微妙な距離を保って並んでいるせいもあって、列の長さをよりかさ増ししているという…その微妙な距離に意味があるのかどうかはおいといて。

またパブやバーといった社交の場および仕事終わりの憩いの酒場が閉鎖するとあって、月曜の朝にも関わらずボトルショップも大忙しで、このままだとトイレットペーパーに引き続きビールも買い占めによって店から消えてしまいそうな勢いだという。




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3.21.2020

【COVID-19】ケアンズカウンシルによるビジネスサポート対応

”Social Distancing" のため、ダイニングテーブルは一つおきにしか使用できないようになっている
- HEMINGWAY°S BREWERY

感染症による混乱とそれに伴う経済的影響を踏まえ、カウンシルが地元企業に対するサポートパッケージの内容

ケアンズ市長が続く新型コロナウイルス対策の一環として、企業への支援措置を発表

終末だけどガラガラのケアセン、スッカスカの交通量

先日ついにケアンズでの感染者第1号となる海外からの旅行客についてのニュースが伝えられ、自主的に外出を控える人々がより一層増したこともあって、本日のケアンズ市内は何処もかしこも閑古鳥(スーパーのトイペセクションを除く)が鳴いている状態となった様だ。

聞いたところによると、どうやらラジオなどでも「今週末の外出は控えるように」的なことが流れていたということで、飲食や販売といった客商売を生業とするローカル企業はイースターを目前にして既に風前の灯となっているものも少なくはない。

かくいうミウラもジワジワと時間数を削られているワーカーの1人だ! ヽ(`Д´)ノウワァァァン!!

連日の買い占めによって品出し作業が追いつかず、全国的に大規模な短期雇用拡大を発表した各大手スーパーとは裏腹に、普段はローカルや観光客で賑わうはずのエスプラ周辺の飲食店などでは、一時的な休業やスタッフの数・勤務・営業時間の縮小などが相次いでいる模様。

特に観光業従事者なんかは仕事しようにも相手がいない突然の鎖国状態となってしまったので、連日家でゴロゴロするしかなくなってしまったケースも。(かと思えば逆にオペレーターの方は既に確定していたブッキングの処理に追われまくって腱鞘炎ものじゃろうて…)

そんな訳でカウンシルがローカル企業向けにお助けパッケージを投入!

HPも残りわずか、回復アイテムも入手の目処すら立ちそうにない無理ゲー状態にあるケアンズの各種ローカルビジネスをサポートするため、ケアンズ・カウンシルは昨日(20日)に支援策を発表した。

概要

本日(2020年3月20日)ケアンズ市長ボブ・マニング(Bob Manning)は、続く新型コロナウイルスのパンデミックに対応して、企業を支援し、雇用を生み出すための一連の方策を発表した。
  • 整備作業の予定を前倒しし、今後3ヶ月の間に250万ドルをケアンズのコミュニティに投入する。
  • カウンシルの施設を借りている企業に対しての家賃削減
  • ビジネスに関連する様々な手数料や支払いを3ヶ月延期
  • 屋外ダイニング設備にかかる料金を3ヶ月間(4月から6月まで)免除
  • あらゆる業務手数料の支払期限を延長
  • 水道料金の支払い期限を(企業・住民共に)3ヶ月延期

市長より

この困難な時世の中でコミュニティをサポートするため、カウンシルは迅速に行動した、とマニング市長。

現在、ケアンズの企業が厳しい状態に置かれていることには疑いようがありません。そして、この状況はコミュニティ全体にジワジワと影響を及ぼしています。

こうした新たな対策はすぐさまより多くの金銭を経済に注ぎ、雇用を生み出します。この世界的な異例のイベントを乗り切るために、企業の運営と人々が働き続けられる環境を保たなければなりません。

ケアンズに住むすべての人々に、パニックを起こさないよう強く呼びかけます。個人の衛生と社会距離措置に関するアドバイスを心に留めつつも、出来る限りいつもどおりの生活を送っていく必要があります。

しかし、これは支出をやめる時期ではありません。コミュニティ内におけるお金の循環を維持するためにも、地元で買い物をしましょう。

今後状況が発展するにしたがい、カウンシルは企業や住民へどういった形で支援を提供していくかについて、さらなる話し合いを行っていきます。また、最低限のサービスを提供するための持続的なコストとのバランスも取る必要があります。

経済的な困難に直面している企業や住民は、各々が置かれる状況についてカウンシルに相談することをオススメします。

今回発表されたサポートパッケージをそれぞれもうちょっと詳しく

250万ドルの屋外整備奨励パッケージ

カウンシルは、2020/21の会計年度に予定されていた整備作業費250万ドルを前倒しして投入することを決定。

これにより、樹木のメンテ、縁石や水路の修復、歩道の水圧洗浄作業、公園などのバーベキューやその他のインフラ設備のメンテといった作業が、請負業者や契約作業員によって行われることで雇用機会を作り出す。

作業は4月から6月にかけて完了する予定。

商用施設の家賃削減

スクール・オブ・アーツ(School of Arts)、エスプラ、ボタニック・ガーデンや遊泳プールといった、カウンシルの施設で営業している営利企業は、今月(3月)から今会計年度末までの間の家賃が半額に。

各種手数料の支払いの免除と期限延期

屋外にダイニングエリアを持つ企業においては、それにかかる手数料が4月から今会計年度末までの分が免除される。

また、水道料金や産業廃棄物にかかる料金といったその他の手数料における支払期限も、発行日から3ヶ月先まで延長され、新しい請求書が更新された期日とともに発行される。既存の請求書に関して、企業は記載されている支払期限に3ヶ月を追加する必要がある。

水道料金の支払期限延期

居住者・企業ともに、現在の水道料金の支払期限が3ヶ月先まで延長され、新しい請求書が更新された期日とともに発行される。

これ以前の取り組みについて

今回発表された最新の対策は、2月にカウンシルによって承認された当初の一連のサポート方策に追従するものとする:
  • 2020年5月27日までの固定資産税の支払期限延長。
  • 国際教育および観光部門におけるカウンシル助成金の増加
  • ケアンズ商工会議所がとりしきる ’Keep it in Cairns’ 地産地消キャンペーンに特化した助成金の創設
ちなみに上記内容の原文についてはケアンズ・カウンシルのウェブサイトで読むことが出来るので、今後の状況次第で随時更新されていくであろう新たな対策や方針についてもちょいちょいチェックしてみることをオススメするよ。

Support Package for Cairns - Cairns Regional Council
Cairns Regional Council

みんなで落ち着いてケアンズの経済回してこうぜ

金曜日の午後だというのに中も外も人がまばらなヘミングウェイ。
いつもの賑わいはなく、8時頃にはほぼ空っぽの状態になっていた。

冒頭でも書いたけど、ケアンズで最初の感染ケースに関するニュースが今週半ばに報道されて以来、先週までは割とのん気に構えていたケアンズ民たちも大方が一斉に自粛ムードに突入し、市内もゴーストタウンのような状態となってしまった。

それでもスーパーでは相変わらず、セキュリティの人たちが7-8時までの間入り口でシニア・障害者以外の買い物客が入り込まないよう目を光らせ、8時の一般向け開店と同時にトイレットペーパーコーナーへダッシュして押し寄せるパニック・バイヤーたちの制御に奔走している(それでもまさかの8:02トイペ完売という最速記録更新)。

もちろんこういった無意味な買い占めは論外だし、普通に風邪とかインフルとか引いてんのに、用事もなく不必要に人混みの中を歩き回るとかもってのほかなんだけど、かといってみんながみんなして極端に引きこもるのも今後のケアンズにとって非常に良くないと思うの。

重ね重ね各所から言われているように、ヒステリーを起こさず、日頃から節度のある行動を心がけつつ、いつもどおり馴染みのカフェで一服したりとかして少しずつでも落ち着いてケアンズのローカルビジネスを助けていこうぜって話。

3.19.2020

【豪首相会見】全地域への海外渡航・100人規模の集会禁止措置など


こんばんは、ミウラです。

昨年は身内の介護とか色々でまるっと1年間放置しっぱなしだったこのブログ。最近はニュースの要約をちょろっと連ツイで要約してたんだけど、新型コロナウィルス関連のニュースなんかで色々情報が毎日更新されていくし、ちょっと英語で全文読むには面倒くさい記事なんかもし、せっかくブログがあるからにはそろそろ再開しようと思うよ。

そんな訳で、さっそくまずは今回は「オーストラリア政府始まって以来のダメ首相」ことScomo(Scott Morrison)首相による豪政府の新型コロナ対策についてだよー。

豪首相スコット・モリソン:新型コロナウィルスに関連した詳細会見で無期限の海外渡航全面禁止を発表

要点まとめ

今回の会見で発表された新型コロナウィルス対策関連の要約は以下:
  • 無期限の海外渡航の全面禁止
  • 100人以上規模の屋内集会および500人以上規模の屋外集会の禁止
  • 老人ホームへの厳しい訪問規制、および利用者は全員5月1日までに必ずインフルエンザ予防接種を受けること
  • 学校・公共交通機関は引き続きオペレート
  • 各種対策は今後6ヶ月は続くものと思われる
  • アンザック・デーについては全国放送されるものの、各地でのイベントは全面中止
  • 20,000人の看護学生達に、この混乱をサポートするために現場で働く許可が与えられる
  • ブレンダン・マーフィー(Brendan Murphy:医務局長):2-4週間程度の(短期的な)閉鎖措置は推奨しない
これまでに中国・韓国・イラン・イタリアなどの数ヵ国に対して警戒レベル4(渡航禁止)としていたが、今回の会見において連邦政府は、オーストラリア史上初となる「すべての国において渡航警戒レベルを4に引き上げる」ことを明らかにした。


また首相は、新型コロナウィルスに起因する混乱が少なくとも今後半年先まで続くであろうと予想されることから、2週間程度の短期的な施設等の閉鎖措置には意味がなく、長期的な目で対策を見据えていかなければならないと説明。
現在直面している問題は2週間で答えが出るようなものでもなく、我々がどう対処していくかにおいて、短期での手っ取り早い解決法といったものはない。
渡航制限と厳しい入国管理手続きは、今後もオーストラリア国民を含めたすべての入国者に対して執り行われ、到着日より2週間の自主隔離が要求される。

各地で予定されていた大規模なイベントが続々と中止されている中、これに更に拍車をかけるように屋内での100人以上規模の集会の禁止が決定され、地域単位でのイベントにも影響を及ぼしているほか、屋外イベントにおいても500人以上規模の集会の禁止を決定した。

不必要な接触の機会を増やさないよう気を付けつつも、冷静に日常の生活を

モリソン首相と並んで会見に臨んだ豪政府の医務局長で保健省のメディカル・アドバイザーでもあるブレンダン・マーフィー氏によると、これまでにオーストラリア国内で454件(20/Mar/Thu朝の時点では565件に増加)の感染が確認され、更に増加することが予測されるとした。
感染者は日々増加している。
しかしここで重要なのは、こうして国内で確認された感染経路の大多数は、(海外で感染し)持ち込まれた(持ち帰った)もの、もしくはそうした人々と直接接触があった場合がほとんどである。
各保健機関はこれらの事例を把握しつつも、コニュニティ単位での感染例があることを認め、だからこそ社会距離戦略(感染症対策において、人と距離と取り接触機会を減らすこと)が重要であると語った。
しかし誤解しないでほしい、2-4週間での短期的な社会の閉鎖からは得られるものは何もなく、どの専門家からも推奨されていない。
首相はさらに、オーストラリアは今後国際的な封鎖やカンタス、ジェットスター、ヴァージンといった航空会社における国際線の運行停止といった措置に起因する、深刻な経済的影響を経験するであろうことにも言及した。
我々は可能な限り、オーストラリア国民が働き続けられるようにしなければならない。
特に、必要とされる重要なサービスを提供し続け、国が機能し続けることを保証するためには、非常に重大な課題だ。
モリソン首相は国会で発言した。

また、休校の拡大によって数万にのぼる失業を招く結果となる可能性を指摘し、学校は引き続き開校することを宣言した。

首相はシンガポールでの方策を引き合いに出しつつ、複数の理由からなることであると付け加えた。

なにはともあれ、お年寄りは大事にね

もし身内の高齢者を訪ねに老人ホームへ行こうとしているなら、よく考えたほうがいい。
過去14日以内に海外から帰国したあるいは感染確定者と接触している場合は、入館を断られることになるだろう。急な呼吸器系の疾患症状が出たり、インフルエンザの予防接種を受けていない場合も同様となる。

首相本人も先日検査を行い「良い結果」を医者からもらったとし、また今後定期的に検診を受けるそうだ。

これらの徹底的な方策は、少なくとも今後半年間に渡って実施されることとなる。

元記事: PM Announces Ban On All Overseas Travel, Indoor Gatherings Of More Than 100 - 10 Daily

ケアンズでも遂に初の感染確認

昨日ミウラが聞いたのと詳細はちょっと違ったんだけど、今回ケアンズで感染が確認されたのは、海外からの旅行者だったようだ。

ただどうやらこの女性はこれまでにシドニー他を経由し、ケアンズにたどり着いた後、スカイレールなどの観光地を満喫してたっぽいので、彼女の滞在していたホテル(詳しくは不明)も含めてこれからケアンズで更なる感染者が出てくるのも時間の問題かもしれない。

ていうか、Cairns Postも何考えてんのかこういう公共にとってエッセンシャルな情報をサブスクリプション限定記事にするとかアホじゃないの!読めんじゃないの!
因みに件の女性は現在ケアンズホスピタルで隔離療養中だ。