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3.09.2018

雨季の厄介は雨の量だけじゃない。土壌感染に注意しよう!


洪水は水が引いた後も油断してはいけない!土壌に潜む”死と発熱”の危険性。

特にケアンズも含めたNorth Qldっ子は、普段から裸足で庭とか歩き回るの当たり前だったりするのが多いんだけど、時々おじーちゃんおばーちゃんが裸足で庭仕事中にうっかり何かを踏みつけたり、塞がりきってない傷口からばい菌が入って破傷風を起こす例がこの辺の地域でも時々ニュースになったりしてるし、クランダの森の中にはあの辺の土壌にしか見られない細菌が住んでるとかいう噂もある。まあ、かく言うミウラも庭を歩き回るのにわざわざ靴とか履かない派だけどね!

以下、Cairns Postから:

洪水被災地域住民に向けて”死と発熱”の危険性を警告

医師らはFar North QLD内での土壌感染症の急増を受けて、溢れた水や泥の中に潜む死と発熱の危険性を警告した。

Tropical Public Health Services (Cairns) 理事のDr. Richard Gair氏によると、今年に入ってから6件の類鼻疽(うち1件は重症)、9件のレプトスピラ症の感染者が確認されたそう。この類鼻疽とレプトスピラ症はどちらも土や泥水の中に生息するバクテリアが原因で引き起こされる。

水たまりで遊ぶのはどんなに楽しそうでも、こういった豪雨の際には類鼻疽菌やレプとスピラなどに感染するリスクが非常に高まるので、誘惑に負けず水たまりに近寄らない様に。ほとんどの場合は、擦り傷や切り傷といった外傷が菌が潜む水や土壌に触れることによって感染している。」とDr. Gair。

また氏は屋外で動物と触れ合う機会のある仕事に従事する人たちは(どちらも人獣共通感染症であるため)特に気をつける様に、そして両親は冠水エリアや洪水によって運ばれた泥などから子供達を遠ざけるようにと呼びかけている。

類鼻疽は重症の場合、高熱・咳・呼吸困難といった症状が現れ、非常に危険な状態になることもあり、入院となる場合がほとんどだと言っていい。またレプトスピラ症も同じく高熱に加え、頭痛・筋肉痛・ 吐き気・嘔吐・目の充血といった症状を伴うので、もしこれらの症状が出た場合は念のため検査を受けた方がいいかもしれない。

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