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3.27.2018

突然の洪水がキャラバンパークを襲い、宿泊客らが救助される

ケアンズのキャラバンパークが洪水により押し流され、宿泊客はパニックで絶叫!


ケアンズ市内のキャラバンパークを利用していた男性旅行客は、突然の鉄砲水に囲まれ不安で悲鳴をあげる家族旅行客らを目の当たりにし「非現実的な瞬間だった」と表現した。


Paul McAllister氏は昨夜10時ごろ、宿泊先であるレッドリンチのBig 4 Crystal Cascades Holiday Parkにて、嵐の成り行きを見守っていた。

彼の奥さんが外へ出た時、水位は彼女の足首あたりまであったそうだ。

その時点ではまだ水は排水溝から外へと流し出されていた。



中へ戻ってお茶を飲んでいると、30分もしないうちに妻が”これはヒドくなってきたわ”と。あたりは既に洪水してたよ。」と彼は語った。
下を覗くとちょうど木の幹が流れて行った。 
乗ってきたレンタカーを動かそうとしたけど、その時にはもう水かさがタイヤのところまできてて、排気口にかぶっちゃってたんだ。
Big 4 Crystal Cascade Holiday Park, レッドリンチ。写真:Cairns Post


どう頑張っても車を移動できそうにはなかったね。
 まるで急流の様だったと彼。




急いで部屋の中に戻って持ってきた荷物と布団を確保したよ。妻は(キャラバンパークの)オーナーに電話して洪水してることを伝えた。 
(知らせを受けたオーナーは) この20年間一度も洪水にあったことなんてないと、まるで信じられない様だった。
私は彼らに、水がドアから入ってきて床が浸水してることを伝えた。 
Big 4 Crystal Cascades Holiday Park, レッドリンチ 写真:Cairns Post
上の階から眺めてみると、みんなのキャラバンも含めて水に浮くものは全て敷地の外へ流されて行ってた。
キャラバンやモーターホーム(キャンピングカー)の中には、まだ人が中に乗ったまま流されてくのもあったよ。
宿泊客たちは悲鳴をあげてたね。
ものの5分で水かさが5ft(約1.5m)まで増してったんだ。
僕は必死で妻をなだめてたよ。それほど非現実的で信じがたい光景だった。
もしこのまま水かさが増し続けていったら、ドキュメンタリーとかニュースで見るみたいに窓から屋根の上に避難しなきゃいけないんじゃないかって思い始めてたところだ。
モーターホームのうちの1台が流されるままにコテージの一つに突っ込んでった。
僕らの車は流されてってどこにいったのかもサッパリだ。
宿泊客の中には小さな子供を連れた家族づれもいたそうだが、誰にもすぐに誰かに手を貸せる様な状況ではなかったとMcAllister氏。
幼児を連れたドイツ人夫婦がいたけど、彼らは何かが(彼らの乗るモーターホームに)ぶつかってくるまで自分たちが流されてるのに気付いてなかったよ。 
救急隊は夜中ごろ現場に到着し、ボートで宿泊客らの救助活動を開始した。

コテージの中にいて比較的安全だったMcAllister夫妻たちは、最後の方に救助されたうちの一人だ。

彼らは一晩を市内のホテルで過ごし、今日にもアデレードへと戻る予定だそうだ。

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